阿部ブログ

日々思うこと

IBM東京基礎研究所が豊洲から箱崎にまたまた移転

2014年10月02日 | 雑感
IBM東京基礎研究所(Tokyo Research Laboratory)と日本IBM大和事業所が、神奈川県大和市下鶴間から東京江東区の日本IBM豊洲事業所に移転したのは、2012年7月。
豊洲の「IBM東京ラボラトリー」は、NBF豊洲キャナルフロントに入居している。
               
IBMの基礎研究所に所属する職員は、もれなく大和、鶴間、相模大野、町田など周辺地域に自宅を購入している。つまり自宅から豊洲の通勤に往復2時間以上の時間を要している。これは辛い~
箱崎に研究所が移転すると、中央林間から水天宮まで乗換無しで通勤出来るので、少しはマシになる。少なくとも中央林間は始発駅なので、座っていけるだろう。
MS&ADホールディングスが住友ツインビル西館に拠点を集約~損保業界は倉庫業と関係が深い~」にも書いたが、住友ツインビルは住友倉庫所有だが、日本IBMが入居する箱崎ビルは、三井倉庫所有だ。三井倉庫箱崎ビルが正式な名称。三井と住友の間には、三菱倉庫の東京ダイヤビルがある。
  
箱崎ビルの1/200の縮尺模型があったので、激写。
         
箱崎の地は、日本銀行創業の地でもある。
江戸時代においては、箱崎界隈は、幕府の水運行政の拠点であり、周辺には奈良屋家の蔵屋敷がひしめいていた。しかし、奈良家は没落し、これら蔵屋敷は三井家に買い取られた。明治に入ると日本銀行がこの地で業務を開始している。
        
碑文にはこう書いてある。
『日本銀行創業の地
 明治十五年十月十日日本銀行はこの地で開業した
 明治二十九年四月日本橋本石町の現在地に移転した
 創業百周年を記念してこの碑を建てる
      昭和五十七年十月
         日本銀行総裁  前川春雄』
記念碑の右脇には『この碑は日銀旧友会の協力を得て建立された』とある。日銀旧友会は、春と秋にOB/OGが参集し、日銀総裁の出席を得て旧交を温めている。
    

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