作曲家の小林亜星氏が亡くなった。
「この木なんの木」「どこまでも行こう」
「魔法使いサリー」「北の宿から」
など、昭和の名曲を数多く作られた方だ。
テレビ各局は、亜星氏の功績を報道して
いる。
それ自体、本当のことなので、不満はない
のだが、音楽をかじった自分としては、
「あのことは、報道しないのかよ」
と思うのだ。
そのことについては、私は強い不満がある。
それは、小林亜星氏は「JASRAC」の会長
を長く務めていた、ということ。
音楽の著作権を監視している団体である。
ヤマハ、カワイなどの音楽教室で、J-POP
などの楽曲を使用した場合、「著作権使用量
を払え」と決定した団体だ。
裁判になり勝訴したので、すでに徴収され
ているはずである。
しかし、あくまでも私見だが、音楽は
楽しく学ぶべきで、やっぱり「鬼滅の刃」
とか弾けると、楽しいよね。
楽しく学んで上達させる。
これこそ、音楽に興味を持ってもらい、
長くお付き合いできるようになるコツ
なのである。
楽しくなければ、続かないのだ。
これは、私だけではなく、一部のアーティスト
も同じ意見であり、まったく間違った考え
ではないと思う。
音楽を生業にしている方にとっては、印税が
入る、入らないは、死活問題であるのは理解
できるのだが、「なにも、子供(生徒)から
巻き上げなくても・・・」と思ってしまうの
だ。
「著作権使用量を払うのは生徒ではなく、
教室側だぞ!」
いやいや、だってそうなら、ぜったい月謝
に上乗せされてるでしょ(笑)。