1/2より
ちなみに、CPUファンには、羽根を回す電源
線の他に、動作センサー線があり、そこで
異常を感知し、BIOSがストップさせたのだ。
かく言うCPUそのものは、おおきい負荷を
かけなければ、ファンがなくとも動作する。
だから、ファンセンサーを「無効」にすれば、
動作させるだけなら、可能だ。
でも、CPUが熱で死ぬ可能性があるので、
よい子は真似しないように。
どこで高負荷になるか、予想できないからね。
経験上、ファンのないCPUは、100%壊れま
す。
今のCPUは、高クロック・高消費電力だから
です。
すぐに、90℃近くなります。
たとえ壊れなくとも、安全装置が作動して、
動作クロックが下がります。
温度を下げるためにね。
専門用語で「サーマルスロットリング」と
言います。
当然、パフォーマンスは、下がります。
これは、CPUチップに内蔵されている機能
なので、我々ユーザーは、どうすることも
できません。
この「サーマルスロットリング」を体験した
い変な人は(笑)、タスクマネージャーを
起動した上で、激重と言われているベンチ
マークを動かせば、ガクンとクロックが
落ちるところを見ることができます。
グラボのベンチじゃなくて、シネベンチ
のようなCPUを測定するやつですよ。
そして、システムの温度制限を無効にします。
CPUのサーマルスロットリングより先に
システムの温度制限がかかってしまっては、
意味がないですから。
サーマルスロットリングは、最後の手段
なので、まともな頭の人は、やらない方が
いいですよ(笑)。
中古のCPUをフリマなどで購入するときも、
出品者がしれっと、黙っている場合がある
ので、注意が必要です。
サーマルスロットリングが作動した個体は、
当然、ノーマル品より不具合のリスクが
高くなります。
こんなものをつかまされた場合、「地雷を
踏んだ」と、なるわけです。
無事、交換終了。
ついでに、windows10のメジャーアップ
デート。