風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

Shop Lifters (万引き家族)観てきました。

2019-01-26 22:18:11 | 映画
カンヌ映画際で、最優秀賞を取った映画で、ずっと、観たいと思っていた映画、Shop Liftersを、
やっと観てきました。(英語で万引きのことを、Shop liftingと言います)

地元のTowner Art Gallery で、上映してました。
このアートギャラリーに、映画館まであるとは、知りませんでした。

小さなCinema(90人収容)ですが、小さいけど、本格的なCinema(映画館)が、ギャラリーの中に
ありました。ここに行くのは初めてです。

私は上映の2日前にチケットをオンラインで購入しましたが、小さな映画館なので、昨日には、
もう売り切れていたそうです。

とにかく感動する映画です。

観ている間じゅう、四六時中、涙が止まりませんでした。
声を出して泣き出したい気分になりましたが、誰も泣いてる様子がないので、必死に声を抑えて、
ハンカチで、涙をぬぐっていました。

映画館に入った時は、始まる時間ぎりぎりだったので、後ろの席は、全て埋まっていて、前列に
座ることを余儀なくされましたが、すぐに、大画面の中のスーパーの場面が出てきて、自分が
そこにいて、買い物をしれるような錯覚にさせられました。

出演している女優さんは、ノーメイクの、すっぴんで、出演者の樹木希林さんは、入れ歯さえ、はずしていたそうです。まさに、すぐ身近にいるような下町の人々のような感じです。

子役の男の子と、女の子(5歳)の演技は、特に、驚くくらいです。表情がすごい。演技とは思えない。

最後に、この家族が、再び、離れ離れになり、5歳の女の子は、また虐待する家庭に、戻され、ベランダで、一人、悲し気な表情で、遊んでいる姿が、なんとも、やりきれない気持ちにさせられました。

この映画は、本当にあったストーリーをもとに作られているそうです。

是枝監督も、すごいけど、役者がすごい、と思いました。

去年は、Bohemian Rhapsodyで、感動しましたが、今年は、この映画で感動しました。

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コメント (2)
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