昨日は、夫が前から観たがっていた映画「アマデウス」をYoutubeからレンタルして、一緒に観た。2時間の映画だと思っていたのに、Director cutと言うことで、3時間余りも、そして、まだあと1時間くらい残っているようだ。
あまりにも、長い映画は、疲れてしまう。
最初、前半2時間くらいは、面白いと思って観ていたが、2時間過ぎるころから、疲れてきた。
まして、主に、オペラの場面が多くて、(正直、私はオペラが苦手----あの甲高い声が苦手)
モーツアルトがピアノを弾く場面などは、数少なくて、がっかり(~_~;)
そういえば、この映画、日本に居たころ、30代の頃、流行っていた。
TSUTAYAに行って、何度か、DVDを、レンタルしてみようかな~と考えたことはあったが、何となく気乗りしなくて、レンタルして観たことはなかった。
今日も朝から、土砂降りの雨で、暗い一日だったけど、今日は犬のボランティアの散歩に行く日。
幸い、午後から雨が止んだので、散歩に行くことにした。
夫も一緒に来たんだけど、またまた、ちょっとした言葉で、夫が切れてしまった。
イギリスの休日のことを、何度も、しつこく言うので、私が、「わかった、わかった」と言ったことが気に食わなかったようだ。本当に何が気に入らなくて切れるかわからない。
いつも、そんなこんなで、切れる夫。
本当に疲れる。言葉の問題もある。
私が正しいアクセントで話さないと、わからないと言って切れるし。
相変わらず、私の英語は、そんなに上達していないということなんだろうけど。
イギリス人男性でも、もっと穏やかな人もいると思うけどね。(~_~;)
60代のブログを見ていても、結構、切れる旦那さんも多いみたいだけど。
やはり、言葉の壁は、いつまでたっても、立ちはだかるものだと思った。
今日は、中学時代からの親友とラインで話した。
彼女は、2年前に腰の手術をしてから、手術が、成功しなかったため、不自由な生活を強いられている。今まで明るい彼女だったが、どんなことにも、めげない彼女だったが、最近は、鬱状態に陥ってるようだ。どんな慰めの言葉も彼女には届かないと思った。淋しいことだけど。
手術することを強く勧めた子供たちからは、手術の後、殆んど音沙汰もなく、訪ねてくれることもなくなったらしい。悲しいことだし、あれほど、仲良しだった家族なのに。
いつも、子供たちと、あちこちに出かけたり、しょっちゅう、電話で話していたのに。
彼女の夫や、姉や、私のような彼女の友人達は、、大がかりで大変なリスクのある手術には反対したんだけど、彼女は、子供たち(彼女には、4人の子供がいる)からの圧力に負けてしまって、自分自身の体なのに、自分で決断を下せなかったようだ。
今は、彼女の背中には、サイボーグのような鉄の塊-人口の背骨-が入っているようだ。
動くたびに軋み、10分と歩いておられないそうだ。
畳にも座れないし、お風呂にも入れない。
掃除機でさえ、かけられない。しゃがめない、ものを落としても、拾うことも出来ないのだそうだ。
出来ることといえば、椅子に座ること、そして、ベッドに寝ることだけだそうだ。
でも、どういうわけか、車の運転は出来るし、自転車にも乗ることが出来るんだそうだ。
それは、不幸中の幸いかと思う。
現在、彼女は、週2日、デイケアに行ってお風呂に入れてもらうそうだ。
介護保険を支払って、1回あたり10%のお金を支払うと、そういうサービスが受けられる。
母の時にも介護保険を使わせてもらって、お掃除や、買いものなどをヘルパーの人にしていただいた。今でも、本当に有難い制度だと思う。本当に、どれだけ助かったか。
そんなことをしてくれる国は、日本だけではないだろうか?
こちらでは、そんなサービスをしてくれるところは聞いたことがない。
私が体が不自由になったら、むしろ、切れやすい夫と暮らすより、一人で暮らす方が、良いかもと思ったりする。おひとり様の方が気が楽かも?
怒られてばかりするよりも、その方がいいかもしれない。優しい夫、穏やかな夫なら、介護してもらえるけど、今の夫は、たちまち、切れてしまうのでは、と危惧している。
やはり、終の棲家は、本格的に探さないと。
老後は、やはり、おひとり様を覚悟している。
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