今回のブログ、下の話がでてくるので、お食事前の方は、読まないでください。
汚い描写もありますので。
実は、おととい1月21日の日曜日夜、いつものように午後7時に晩御飯を済ませて、いつもなら、夜にトイレに行って、大の方をすることはないのだけど、トイレに4回も駆け込んでしまった。
そして、4度とも、大量の下血が出た。
鮮明な色で、これは、ただ事ではないと思った。
いつもの痔の時なら、こんなに大量に下血することなどないからだ。
不安になって、ネットで調べたり、Youtuberで大腸がんの初期症状のことを調べてみた。
すると、やはり、下血した場合は、すぐに医者に言って検査をしてもらわないといけないと誰もが言ってた。勿論、医者のYoutubeでも、すぐに医者に言って検査を、と言ってた。
昨日の月曜日、朝8時半と同時に、クリニックに電話するも、話中。相変わらず、繋がらない。
何度、電話してもつながらない。
何しろ、電話に出るのは一人のレセプションだけだもの。
8名くらい医者がいるクリニックなのに、たった一人のレセプショニストだけが、応対するのだもの。そして、ようやく繋がったと思ったら、今の時点で、電話のWaiting Listは、95番目、1時間半待ちだという。
一時間後の9時半くらいに、夫も電話してくれたものの、1番を押したら、レセプショニストから、折り返し電話するということだったので、期待していたものの、電話がかかってきて、やはり「今日はもう満員です。明日また電話してください」といつもの応対だtった。
こんなことがコロナ以降、ずっと続いてる。
その前までは、朝8時半にクリニックの前に並んでいたら、必ずと診察が受けれたのに。
この国では、病気になれない、と常日頃、思っていた。
大腸がんになった人の、Youtubeを見ていると、必ず、下血があったら、早めに検査に行ってくださいと訴えている。
やはり、皆、私のように、ただの痔かもしれないと、診療を遅らせたために、大変な手術をしたりしないといけないからだ。
酷い場合は、人工肛門(ストーマ)をつけたりする羽目になるらしい。
それよりも、もっと酷い場合は、腸閉塞になり、苦しみ果てる、死に至るかもしれないらしい。
私は母の手術で、うまく行かなくなり、母が腸閉塞になり、のたうち回って苦しんだのを目のあたりにしている。だから、恐ろしい。
ストーマをつけたら、長時間の飛行機に乗ることも難しくなり、イギリスと日本の行ったり来たりも無理になるかもしれない。
トイレの問題で、苦労するのは、本当に大変だ。
今でも、トイレが近いので、飛行機に乗る時は常に、通路側に予約している。
日本には、3月初めに帰る。
真っ先に住民届を出して健康保険を取得して、病院で検査を受けれることを願う。
昔、日本に居た時から、友人から、大腸がんの検査は、きついものだと聞いている。
心配だけど、やはり、ストーマをつけたりすること等を考えると、きつい検査でも頑張って受けてみようという覚悟をしている。下剤も2リットル飲まないといけないらしい。(;゚Д゚)
昔、日本に居た時、血便はなかったあけど、大腸がんが、気になったので、エコーの検査をしてもらったことがある。これは、簡単でストレスが全くなかった。
イギリスでは、2年に1回ほど、郵便で、大腸がんの検査キットが送られてくる。
昨年も、送られてきて、私は検査キットに、自分の出したものをスティック状のものに着けて送った。結果は異常なしだった。
フィットネスクラブに行き、運動も適度にして、食べ物に気を付けていても、癌になる時はなるのだろうと思う。タバコも吸わないし、酒もほんの少し程度。
もともと酒に弱い、直ぐに赤くなるので。
イギリスでは、癌になっても手術が、なかなか出来なくて長いWaiting Listがあるらしい。
これは、昔からだ。夫の母親は乳がんで、手術を8か月も待たされた挙句、亡くなった。
亡くなる時は、ホスピスで放射線療法をされて、かえって苦しみ抜いて亡くなったと夫が怒りを込めて、いつも語っている。
今のイギリスで医療を受けようと思ったら、高いプライベートInsuranceを払わないと無理みたいだ。プライベート保険に入ってる人は、優先的に医療を受けられるらしい。
いつでも、富裕層しか、結局、恩恵は受けられないと言う事なんだなと思う。
貧乏人は、この国で生きていくのは、かなり厳しいということだ。
リタイアした後、日本に帰る決断をする人が多い理由は、やはり、医療の悪さだろう。
コロナ前までは、まだそれでも、無料で受けられるNHSには、重大な病気の時は、待ち時間はあっても、診てもらえるだろうという気持ちがあったが、もう無理かなと思えてきてる。
夫が最近、新しく立候補する人のミーティングに行ってきた。
大勢の参加者は、NHSのナースや、病院の予約が取れないと言って困っている人達が多かったようだ。今のローカルの政治家は、観光など、人を呼び込むことに税金をつぎ込んで、病院は、どんどん閉鎖されて行ってる。
人口が増え続けているのに、病院を閉鎖していってるのは、矛盾している。
NHSナースの人達の話によると、研修医は、とても安い時給で(カフェで働く人と同じくらいの時給)長時間、仕事をさせられるらしい。そしてナースもしかり。
高い授業料を払って、やっと医者になっても、これでは、割に合わないと言って、多くの研修医やナースが、オーストラリアやニュージーランドに行って仕事に就くらしい。
そして病院で働く人々は、少ないスタッフで、ストレスだらけだという。
その一方で違法移民の数(ボートに乗ってやってくる)が、すごい数に増えてるから、それも、NHSの医療を圧迫しているようだ。
ともかく、何の説明もなく、いつも、クリニックでは、診療を断られる。
これが、先進国と呼べるのか?
日本の医療は、この国に比べたら、天国だと思う。
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