セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

子供のピアノ練習

2008-12-11 | セカンドライフ
                 いつの間にか練習をしているミコタン

子供の頃ピアノが弾きたくて仕方がなかった私。
私の育った地区は当時テレビも無い位だからピアノ等とんでもない。

父はヴァイオリンをやって居た様だが私が物置から引っ張り出した時は
すでに弦など半分位はめちゃめちゃ。
やっと買って貰ったのがハーモニカだった。
地区に有ったキリスト教会に通うとオルガンが弾けるので
にわか信者になったりした。

現在ピアノは三代目。
40年前買ったピアノだが娘も弾き孫も弾きと役目を果たしてくれている。
娘は手の平が極端に小さくオクターブを弾くのに苦労し
腱鞘炎を起こしたの機にお稽古を止めさせた。

娘は私の勝手で3歳からピアノに向かわせた。
音符も読めないので色音符を作って始めた。
しかし今でも「ピアノをやらされて嫌だった」と言われる。
校内の合唱コンクールでは楽しそうに伴奏を弾いていたのに・・・・

ところが孫はおやつを食べていても、もどかしく両手をテーブルの上に
のせ指を動かす。
「ピアノを弾きたいの?」と聞くと「うん!」と嬉しそうに首を縦に振る。

孫は「ピアノ教えてー」と口癖のように言っていたが娘で苦労したので
気が進まなかったのだ。
しかし私に時間の余裕が出来て自分の幼い頃の事を思うと
重い腰を上げざるを得なくなった。

孫は3か月経った今は水を得た魚の様に嬉々として
さっさと手を洗いテキストを広げて弾き始める。
何時まで続けるつもりかな?