奇麗な彩りで心を込めて折られた千羽鶴
高校のクラスメートが船橋の大きな病院に入院しているのでお見舞いに伺った。8年前に大病をして、以来転 移と言う黒い闇に脅えながらそれでも、基礎体力を鍛える努力をして来た。昨年秋頃から、腰痛に悩まされながら・・・。やはり恐れていた事がと感じながらも、あらゆる治療を続けた。が治らず・・・結果疲労骨折状態の様で、神経が挟まり激痛。それなら手術をとなれば、これ迄の治療薬の数々のお陰で、骨粗鬆症の様で、手術が出来ない状態。ただただ痛みに耐えて数カ月。彼女の頑張りに頭が下がる。それまでの治療を変えてリハビリを続けながら、他の医師の治療法で、嘘の様に好転し、骨の治療も上手く行ったと。「例えよくなったとしても半身のしびれは覚悟して」と言われ続けたと。脅迫されながらの治療だった期間、とてもお顔を見に行く事も出来なかったし、他の友達に「来ないでほしい」と言ったそうで、当時の苦しさが分かる。そんなこんな有りながら遂に今月末、自宅に帰れる様になった。「おめでとう」と言うより「偉かった―っ」としか思えなかった。そして私の胸を熱くしたのは、93歳の彼女のお母様の、祈りを込めた千羽鶴。寝ないで折ったのではないかと言う程の速さで届いたそうだ。しかも奇麗にしっかり折って有る。「お母様のお気持ちが、通じましたね」とお伝えしたい。
船橋駅の東武デパートで3人でランチ(星乃珈琲店)をし、4人でお喋りしながら頂きましょうと千疋屋のケーキを買った。マスカットと思っていた物が実はメロンの繰り抜きで大喜び。彼女も「こう言うケーキが食べたかった」と喜んで呉れたのでホッとした。嬉しかった一日。