セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

大井川鐵道の旅-1

2009-07-06 | 旅行 見学
やはり雨は降っていないラッキーな旅立ち!

新幹線に乗込むと例外なくホットコーヒーを飲みたがるFちゃん。
30年来このスタイルは変わらない。

N子は自分が"会計係"といつの頃からか自覚していて、今朝もまた旅行用の財布を出し
「今日は¥5000でいいかしら?」と集金してくれる。有難い有難い。

残念な事はNさんの弟さんが亡くなり急遽、仙台へ帰郷、不参加。

東京・品川駅発9:04→静岡駅10:27着 (新幹線こだま)
静岡駅→金谷駅 東海道在来線乗換え30分の乗車。

ベンチシートで私の右隣に座った齢80歳の女性は「どちらへ?」と声をかけて来た。
「金谷駅です」と答えると親しみをこめて「私も金谷迄です」とにこやかに上品に会話開始。
ほかの2人は別の話題で盛上っている。

「百楽園」と言うレジャー施設が駅近、高台に有りそこで旅芸人のお芝居を観たり食事や
温泉を楽しみ1日を過ごすそうだ。
雰囲気は想像できる。で、何やらお喋りしたいらしくご自分の事をオープンに話される。

背中がシャンと伸びていておしゃれさんでとても80歳には見えない。
15年前にご主人を見送ったそうだ。
造幣局にお勤めだったそうだ。どうや当時には珍しい職場恋愛、結婚だった様だ。

造幣局と言うのは東京と大阪にしか無いのかと思ったら、
小田原、静岡、彦根、山陰等日本中に有るんですって。へー、知らなかった。

ご主人を無事見送った後、ご自分の人生を謳歌中だとか・・・・・羨ましい人生も有るものだ。
一息ついたかと思ったら30分経っていた。
「楽しい旅を、オホホ・・・」の言葉に見送られ金谷駅で下車。
これって一つの一期一会、袖すりあうも・・・・フーム。面白い時間。

11:33楽しみにしていたSLへ乗り込む。SL人気って凄い。
座席指定の7両車満席である。

C11 227
昭和17年に製造され北海道の標津を走っていたのだそうな・・・3人共生まれていない。
SLと言えばD51が有名だがC、Dと言うのは動輪の数だ。
Cは3個Dは4個となる。

楽しみだったのはお弁当。これが900円と一寸お高めだが味が濃くなく
おにぎりもおかずも美味しく3人大満足。発車早々頬張る。
               
           大井川鐵道 と表示したり 大井川鉄道 と表示したり。切符は鐵道と書いてある。

               
           このお弁当が3人の口を満足させてくれ、旅の初めを吉(キチ)と占ってくれた。

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