セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

シルバー大学講演会⑳落語

2009-11-19 | セカンドライフ
水曜日午後からは女性落語家 古今亭 菊千代(ココンテイキクチヨ)師匠の高座。
テーマ「女流落語家奮闘記~落語界修業あれこれ~」

一部はテーマの講演
 昭和59年7月 古今亭 円菊に入門→見習い→前座   
 昭和63年9月 2ツ目 昇進
 平成 5年   真打昇進

 講演内容
 落語家修行 入門から真打まで
       落語家としての活動
二部は落語一席
 「初天神」
 手話落語家としての話 手話の指導

出囃子はライブの時は銀座カンカン娘 講演の時(今日)は武蔵名物

 落語は男性社会の世界。20歳代に円菊師匠を大好きになり入門したそうだ。
 なかなかお許しが出無かったが頑張って家弟子になった。
 
 落語家の家弟子は断られたからと他の師匠につくと言う事は許されない。
 一緒に食事をする時は1日でも入門が先の人が先輩なのでご馳走をする。
 前座と2ツ目が食事をする時は2ツ目がそこへ真打が来たら真打がと
 いう風に習慣となっているそうだ。
 下の者から先輩に話しかける事は許されない、たて社会。

 見習い前座の時はいわゆる修行なので師匠の家の中の事全てや。
 師匠の付き人として身の回りの事全てに、気をまわしお茶の入れ加減、好物全てを 覚える。
 履物、カバン持ち、着物の手伝い等。

 2ツ目になると綿の着物から絹、羽織を着る事が出来る。真打になる迄勉強の時間。
 付き人から解放され自由になれので、今迄で一番嬉しかった瞬間だそうだ。
 それ程修行と言うのは大変な事だったらしい。

 女性落語家は現在30人男性の650人と比べると未だ未だ発展途上。

 業界用語
  ◦重い客(笑わない) ◦軽い客(ポイント構わず笑う)
  ◦割り (出演料)
  ◦羽織を引く(舞台の袖の人が次の出番の準備が出来た時、合図に投げた羽織を取る)

 福祉関係の仕事もしている事もあり少しでも皆さん手話を覚えて下さいと
 簡単な挨拶や色の名前、筆談をお願いする時の言葉等を学んだ。

 シルバー講座で落語が聞けるとは嬉しい事だ。

 
 ※講演⑲は
 「アナログからデジタルへの具体的移行迫る」ケーブルテレビ地区社長 佐藤浩氏 

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