なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

久々の連勝

2009-02-10 18:12:51 | Weblog
 ひさしぶりに連勝しました・・・と言っても2連勝ですが。
  内容は快勝とは程遠いのですが、まあ結果オーライです。
 とにもかくにも、どこかで連勝をしないと上昇はありえないわけです。
  今後また一進一退を繰り返すにせよ、勝ち負けをどんなに繰り返しても、どこかに連勝があれば1点は上がるのですから

 その碁は、自分としては序盤を確実に打って、中盤で少しリードをしたと思われます。
 感じとして少し良いかなと言う程度ですから、アマとしては確実なリードではないでしょうが、それでも逆の立場だったとしたら、打開策を考えなくてはいけないのですから、作戦の立て方が全く違います。
 リードしていると考えているのですから、相手の勝負手をどう抑えるか・無理をしないけれど震えない・相手の無理な手や隙はきちんと突く・・・そうなります。
 いえ、そうなるはずなんですが・・・現実はそうはならないのが素人の悲しさ
  勢いに乗って一気に走る傾向がある・・・そういう傾向が強い。
 少し景気が良いと調子に乗り、ダメなときは泣きが入るノビタ君みたいなものです。
 まあ勝ち戦と言うのは、時に一気に行くのが決め手になることもあるとは思いますが、一気の寄りに素直に土俵を割るような素直な人は少ないのが困ります。
 どこに落とし穴があるか分からないし、必殺クロスカウンターと言うのもあるかもあいれません。
 ジリジリ寄って、土俵際で腰を落として相手には何もさせないと言うのが理想的ではある・・・が、いつでもそれが出来るくらいなら苦労は無い。

 この碁でも案の定猛反撃を食らいました。
 大石を取りに行ったところ、大きなコウ争いが発生し、私にはコウ立てが無い!
 相手のコウ立ては私の石を・・・23子でかなりのダメ空きで取る手!。
  これを受けると相手にコウを取り返されて、私にはコウ立が無い。
 持ち時間10分、1手30秒の早碁でしたが、残っている時間を全てつぎ込んでの地合い計算。
 コウに負けても何とか残りそうなのを確認できたのでほっとしました。
  全く冷や汗の勝利です。
 これでも残ったと言うことは、危ない橋を渡らずに何もしなければ良かったと言うことになる・・・そうでなくてはいけないし、常々そういう打ち方をしたいと思っているのに、肝心なところではずしそうになるのだから、我ながら素人は怖い。