なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

気がつけば「居た」

2012-05-06 23:37:22 | Weblog
 これも土曜日の写真。
  チョウゲンボウの巣の近くで餌獲りに行った鳥が帰って来るのを待っていると、岸壁の向こう側・波消しテトラブロックにキョウジョシギが10羽くらいやって来ました。
 その場所は丁度立っているところの裏側だし巣をを見ていると反対側になるのですが幸い彼らは結構大きな声で啼きながら飛んで来る。
 人間が近づいて撮影しようとすると割合敏感で少しづつ場所を移動したり、飛び去ったりするのですが啼き声は大きいのですから何処か矛盾するようにも思える。
 もしかしたらアノ鳴き声は集団行動の合図かもしれませんね。
  最近テトラとか浜でよく見るチュウシャクシギやダイシャクシギもそうですネ、、、大きい声で啼くくせに人間が近づくのはイヤがる。
 もっとも鳥が危険と感じる事が少ない距離はあるようで、鳥によっては10メートルくらいなら気にしない(気がついて逃げる体勢・準備は出来ているかも)鳥も居れば、浜などのオープンスペースでは50メートルくらいが限度の鳥も居る。
 ですからその鳥に合わせたレンズが必要だし、こちらの体を隠すとか坐ってジッと待つとかになります。

 さてキョウジョシギの場合はこちらは護岸の内側なので身を乗り出すような姿勢でなければ概ね15メートルなら大丈夫で10メートルは微妙な距離でしょうか。
 ところでキョウジョシギの近くに違うと鳥が1羽立っています。
  イソシギではなさそうですしハマシギでも無い。

 まずは1枚撮りましたが、「なんだろうな?」。この日はポケット野鳥図鑑を持って来なかったので分かりません。

 この鳥はキョウジョシギよりは敏感なので撮られるのが嫌だったらしい。心の準備が無かったのでいきなり飛ばれて少々慌てたのでボケてます。飛ぶと分かっていれば絞りをきつくしながらシャッタースピードを確保して手振れしないように構えるのに・・・

 あまり遠くに行かなかったので「追いかけ」撮影。足の半分が黄色い事に気がついて「ハハアこれがキアシシギか」と分かりました。特に珍し鳥ではないのですが、私としては初めて撮りました。季節によっては運が良ければメリケンキアシシギという珍しい鳥にも出会える可能性はあるらしいのですが、これは普通のキアシシギ。

 でも初めての鳥が撮れるって事は嬉しい。私は「何処そこに行けば○○が見れるかも」とい形で出かけませんから、”家から自転車で行ける範囲”が基本なので、来てくれた鳥を撮り逃さず撮れる事が嬉しい。

 よく見ると案外きつい目をしていますが、私としてはこういう目の方が撮りやすいと感じますし好きです。