赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

新潟県知事選が示唆するもの current topics(209)

2016-10-17 10:51:12 | 政治見解



current topics(209):新潟県知事選が示唆するもの



新潟県知事選挙は原発慎重派の米山隆一氏が自公推薦の森民夫氏を破って初当選しました。
信頼すべき情報筋は真相を次のように明らかにしています。


自民党が推した候補が負けました。
一方、政党のしがらみの無い候補が原発再稼動反対で当選しました。

お気づきと思いますが、
落選の理由の一つは、利権や腐敗を専らとする自民党体質への反発。
もう一つは、原発への嫌悪感です。

原発そのものの是非もありますが、有権者は原発に関わる東電や政治家の利権体質に嫌悪感を抱いています。

今回の結果は以上の二つの課題に対する住民の意思表示です。
決して野党が応援したからではありません。党派に関係なく選択されたのです。

また、小池都知事は、小泉元首相同様、自民党本部や自民党地方議員の腐敗体質に強い憤りを感じています。
原発に替わるエネルギーを模索している人です。
今回、衆院補欠選挙の応援に行った小池知事が、新潟知事選挙では応援に行かなかった理由がそこにあります。

新潟知事選挙結果は今後の政治のあり方を示唆しているようです。
国民の視線、監視は今後ますます厳しさを増してきます。



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