current topics(208):常態化している捏造記事
先日、中日新聞で、「担当記者が事実と異なる取材メモを作成した」として記事が取り消されました。
こうした事件はなかなか後を断ちません。新聞業界の実態を情報筋にお伺いしてみました。
全国紙の五大新聞をはじめ、ほとんどの地方紙では、
捏造、あるいは捏造に近い誇張された記事の掲載が常態化しています。
こうした捏造記事は、事実に基かない報道というだけでなく、人びとの不安や恐怖心、
憎しみを煽り、心を傷つけ、暗い世相を作り出します。
また、政治の混乱や停滞を招くこともあります。
記者は情報収集を怠ったり、丁寧な取材をしないため記事ネタが乏しく、
苦し紛れに嘘や作り話をでっち上げるようになります。
場合によっては、先輩や上司に「作り話でもいいから書け」と指示されるケースもあります。
これは今始まったことではなく、業界にある古くからの慣習の一つでもあります。
そこにはメディア業界特有の、自分たちが社会を動かしているという驕りがあるのです。
ネット上の情報量や精度、技術はますます向上しています。今後も加速度的に進歩することが予想されます。
新聞業界は、かつてのように、いい加減な記事がまかり通る時代が終わったことに気づいていただきたいと思います。
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