赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

小池改革は意識革命 コラム(195)

2016-10-23 00:00:00 | 政治見解



コラム(195):小池改革は意識革命


小池都知事が登場して以来、小池氏の名前が報道されない日は一日もありません。


テレビメディアに登場する人たち

小池都知事が、国民全体の関心を呼び起こしているのが、都政改革と五輪費用の見直し問題です。テレビ等の報道では面白おかしく話を伝えるため、小池都知事の意図を見えなくさせていますが、都政改革、五輪費用見直しは、利権の徹底排除がその本質です。

都政改革は都議会議員の利権排除を、豊洲市場移転問題を端緒に、五輪競技場の海の森など三施設の抜本変更案を突きつけて組織委員会の利権問題を追及しようとしています。

追及される側は、テレビ番組に関係する評論家を総動員して、話を費用の削減問題にすり替えたり、「都議会のドン vs 小池」とか、「組織委員会、官邸、都知事の三つ巴の権力闘争」といった図式にしています。そして、小池都知事の改革があたかも国民に評価されていないかのような印象を与えようとしています。


真実を見る目は国民の側に

しかし、そんな中で政治的な背景の無いコメンテーターたちが物事の本質を突いた率直な感想を語っています。

一連の問題について「費用がかかりすぎるのは問題だ」、「お金をめぐって暗躍している人がいる」と直感的に理解しているからです。

まことしやかに論ずる評論家よりも、むしろ、タレントのコメンテーターの意見が視聴者に共感を与えているので、こうした番組のほうが視聴率は高いようです。

国民の多くの視点は間違ってはいないようです。


現状変更を拒絶する人びと

小池都知事の人気が驚異的であり続けるのは、国民の大多数が、直感的に小池大改革の意味を理解しているからです。

一方で、この意味を理解出来ないのが、現状の政治システムをよしとしている人たちです。

それを打ち壊そうとする小池氏に脅威を感じ、あらゆる手を使って防衛し、現状にしがみつこうとしているのです。その最たるものが都議会のドンたちやオリンピック組織委のトップたちなのです。


真実に目覚めれば・・・

一部の評論家が、小池改革は失敗するだろうと公言していますが、小池都知事の出現は、国民の問題意識を強め、真実を知ろうとする意思を芽生えさせ、無関心だった人々を覚醒させるきっかけを作りました。

この意識革命の流れを誰も止めることはできません。



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