建築写真といっても実はいろいろなパターンがあるのだが、僕は基本的に一人(アシスタントは別)で
写す屋内の撮影、テクニック全開でーなんといっても6回色校フィルターをかえて秒数をかえて、
なんてお手の物で計算機を持ち出してライティングの時間を計算したりしていた。
これ周囲で歩かれると微小なぶれがでるので、基本一人が集中できるのだ。
ある時の撮影で どうしてもでっかい窓の光がガラスを通すためにじゃまなので.アシスタントと一緒に
外したらあまりにも重たくてあやうくがしゃんしそうになった。
一番好きなのは 建物の夜景。 これはじつは風景写真と同じく夕景から撮影していくのだ。
建築写真をはじめたころにいきなり夜景の写真のオーダーが来た。
これ実は後から見るとあまりうまくはいかなかったが、施工会社では意外にも気に入ってもらえた。
これ一流のゼネコンで納品にいったらずらりと他のフォトグラファーがうつした、ポジとPLを使った
うわっとなる写真がずらりと飾ってあった。はっきりいえばうまいのだ。
ひとつだけ言えば PLを最大にきかえして建物を写すしているけれど、他の短手ものから俯瞰が
おおいのと、施工会社としてここまでつぶしてしまうといかがなものかというのを感じた
毎回そうやって覚えていった(先生はいないので)
マンション群などは 自治会の承認を受けたり、そして夕方(薄暮)の頃に全体を写して
場合によってはしかけ(ストロボを仕掛けて置く)などもして、あとは状況によるが家野中尚
明かりがつき始めてから 再び露光する。こういう時のシャッター速度は3分くらいあるので
ある知ていても映らないのね。繁華街で撮影するときは、なんかのろけと勘違いされたりして
一つの答えは 手前より億を若干明るくなるようにすることや緑に発行させてはいけない
蛍光管とかタングステン光源・・。前にも書いたかもしれないけれど、対象ロマン漂う家の解体の
前に写真で残す作業 この時天井に一枚一枚絵が描いて会って680で三脚を付けると三脚の
高さが邪魔で実は100枚ぐらい寝っ転がってファインダーを見ながら写した。
ともかくいろんな建築物をうつしたけれど 自分のテクニックを思いっきり出せる点で好きだ。
今はソフトで簡単に修正できる時代だけどねー・ひそかにシノゴを使いこなせる人って少ないんじゃない
そうおもっている。