写真を失敗して、他の打席の時のものとをすりかえて首になった記者がいたそうである。
天下の共同通信といわれた時代があったのだが地に落ちたものである。ちなみに共同通信社というのは、
写真や映像コメント等を例えば新聞社などに配信する会社である。似たようなものにはAP通信などがある。
失敗したのは記者だそうだが、そもそも新聞社などは入社してから、配属先が決まるのである。
よって写真部に配属になったとしたら、その時初めてカメラを持つことになる場合もあるのだ。
失敗事件をおこしたのは28歳の記者だそうだ。プロとしては大失格ではあるが、解雇するのもちと酷いのではないか
なんて考えるのだが、おそらく素直に失敗しましたとは言えずに密かにごまかそうとしたからだろう。
その行為が「報道」という定義から大きく逸脱しているし、もしかしたらこれが最初ではなかったのではないかもしれない
こうした通信社がある背景には、大手新聞社はカメラマンや記者を派遣できるが地方新聞などはそれは無理
なので効した写真等を買い付けるのである。
共同通信は配信ミスなど過去にもかなりのNGを出しているのだが、そういうわけで需要がある為通信社として
存在しているのである。
信用が第一なので、解雇された記者以外にも結構重たい処分となったようだ。