神風特攻隊 は一度飛び立ったら 戻ることはないという。そう書いたばかりだ
ではなぜ 最後に何と言ったのかが解るのかといえば、トラブルなどで
アメリカの艦船の防空域外で海面に落ちて捕虜となった隊員や、アメリカ籍の
日本人(暗号解読や音声受信に徴兵されていた)などの証言があるからである
ところで ひとつ書いておきたいことがある。
それは kamikazeでありながら 何度も帰還しては再び出撃していた
兵隊が日本にもいたということ。名前が出てこないが、その兵士曰く
「物資がないのに たった一度の出陣で壊し兵を失うよりは、できるだけ
帰還して再度出撃したほうが 無駄がない」ということだった。
この人は少尉だったかあまり地位が高くなかったせいで、なんとも
合理的な考えは広まることなく終戦を迎えた。
しかし 矛盾もある。それだけの燃料があれば 特攻する必要もなく
魚雷でも積んでいけば あの当時のアメリカの戦艦は5~6発命中すれば
航行不能になることぐらいわかっていたはずだからだ。
考え方は理にかなっているのだが、名前などが把握できないので
これは外伝とする