たまたま家にあった古い本の写真講座を見ていたら200mmの超望遠レンズを使いこなすには?と
書いてあった。笑ってしまったが、しかしその時代を考察すれば、ISO或いはASA感度が低いフィルムが
主流だったのではないか?とおもった。真相はわからんピンだけどネオパンFというフィルムは感度が
32なのである。
ここでいう超望遠レンズはmm以上とします。この辺の焦点距離のレンズもポピュラーになって
いる。よく雑誌などにレンズ本体の他にカメラにも一脚を付けるとあるが、これは絶対NG行為だ。
風景写真などならともかく雲台と一脚を動かす手間が掛かり過ぎるのだ。
600mm程度ならしっかりした三脚があれば大丈夫だし 手持ち撮影できる限界かもしれない。
(35mmでF4だと仮定して)レースの写真などは800mmを使う人もいるけれどこれは例外。
個人的には 600を超える撮影にはコンバーターレンズをかます事が多い。
もっぱら 三脚はジッツオの3m伸びる脚に平型雲台を使うので、1200mmを超える撮影の時は
この上に 望遠レンズをセットする。
夕陽が沈むときに太陽が通る展望台などは、サングラスをしていてもほとんど画面が見えない。
それとか、圧縮効果を使って目視では見えない世界を写したりしていた。
或いは、寺の境内を同じく圧縮効果で山門から本殿まで写したりという使い方をした。
おすすめはできないが こうした撮影の時カメラバックの紐を雲台とレンズのバランスの中点に
かけていた。こうすることで 重心が下がる気がしたので。
私は鴻章レンズを使う時 大抵がF32 シャッター速度は1秒〜ということが多かった。