写真を始める人が陥りやすい「罠(ちょっと大げさかな)」について。
1 良い写真はレンズ次第である
デジタルになり高級カメラと汎用カメラで画素数などの違いはあるが、「良し悪しを決めるのはボディではなく
レンズなのである」
Wズームセット等は割安感をだしているメーカーの戦略でありレンズのF値が暗いものばかりだ。
またはっきり言って安いレンズは安だけの理由があると思っていただきたい。
F値が暗いというのは概ねF3.5~5.6が目安である。
暗い安いレンズでは、ボディ本来のフォーカススピードが遅くなる、一眼について言えばミラーレスはパスして
ファインダーから被写体が見えにくくなる等の弊害がある。
予算が許せば是非F2.8のレンズを使う事をお勧めする。
安価なレンズと比べればピントの速さ、正確さ、レンズの差による描写の違いは一目瞭然なのである。
今はレンズ専門メーカーも大分良くなってきたが、私が写真教室を開いていた頃に、
カメラメーカーブランドのボディにあまり効いたことがないようなメーカーのレンズを付けて安く買えたと
喜んでいた人がいたが、安くて当然というか「写真の良し悪しを決めるのはレンズの力」であるし、
憧れのメーカーのボディを変えたとしても、純正品と比べて接点が無いない粗悪品の場合もあった。
また、この方法での販売は確か「不当表示に当たる」とされたのである。
同じ金額の財布から買うのなら、レンズを優先して買ったほうがお得であると思うのです。
ただしF2.8級のレンズは高いですが・・・・。