そもそもPLフィルターをはらやせたのは竹内敏信という写真家で、以後何でもかんでも
PLをつける人が増えたのだが、今のような4段階程度の防振レンズがなかった時代には
手持ちも可能なのに、PLでシャッターが2段落ちとなり、三脚が必需品になったりして
それでもPLを使う為に ぶれた写真が量産された時期があった。
これでは、何の意味もないのだが?そこがわからないのが素人というべきかもしれない。
今はどうだかわからないが、安いPLは色がコケているものが非常に多くて、3枚並べて
ネガ見台に載せるだけで3様の色になるのであった。
どうせなら付けないほうが良い場合が多いのだが、どうしても付けたいなら1万円以上のもの
円偏光フィルターを使うべきである。
といいながらも、撮影の種類では私も使っていたが、82~87mmの物を使ってサイズダウンリングを
噛ませていた。ただ、ケンコーというところが出していたレンズの口径を変えるアダプターリングの
素材が悪くて(柔らかい金属)外れなくなる事が多くて、結局は使うレンズは大体限られているので
これも買い揃えていく羽目になった。
基本的には、ゼラチンフィルター(角型のゼラチンでできた薄いもの)をメインにしていたのだが
PLも偏光板を買えば良いのだけれど、PLだけは円形の物を使ったほうが楽なのでそうしていた
私は機材の取り扱いが荒いようで、いろんな意味で投資が多かったようだ。