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常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

カメラマンボウ   記憶を辿りながら  6

2015年09月04日 16時53分02秒 | マイブック用に

 とびとびに書いているので、こんがらがってしまうかもしれないのですが、

 4×5(シノゴ)での屋内写真+光源が色々な場合での撮影方法です。

 180秒という露出の理由は、書きました。10回の多重露光をする為で、何が違うのかといえば

 この秒数で外光が見えて、なおかつ、屋内のライト等の違いによる補正をかけるからです。

それとタングステンフィルムは、長時間露光に強いタイプのフィルムですが、さすがに、

180秒という場合は 露出に関してのカラーバランスの崩れと露光時間も念頭においてフィルターワークも検討する

必要があります。スローシャッターを使う場合 例えば露出計が10秒と表示しても、それは全くあてになりません、

実際には 前述した値だと1分30秒程度の補正が必要になります。

これは、経験した値を参考に割り出しているので、数式化できないのです。

10回中の1回めは、PLと色温度フィルターで

2回めは 部屋の照明を20秒間付けて 例えば LBAフィルター+マゼンタ+シアンで写し

3回めは 電球のようなタングステンライトを 15秒間点灯して10秒間露光あうる

その次は ストロボをつけて、シャドウの落ち込みを目立たなくする

同じフィルムにこのようにして、何度も露光することで、1枚の写真が出来上がります。

その間は引き蓋を上げ下げするので、万が一それがずれたら最初からやり直しになるので、慎重に行います

気持ち的には、少しハイキーに仕上げると「明るい部屋」だと伝わるようですが、基本的には

仕上がりは、人間が見た通りのものになるだけなのです。

だったら、ストロボだけで・・・アンダーにならないようにすればいいと思うかもしれませんが・、

部屋の明かりがついていたとしても、、それが表現できないのです。

その他に、流し台などには あえて白黒トレペを使って、ハイライトの線をつくるなどもします。

普通に写すことと言うのは、実は結構大変なのです。ある意味苦労が報われないのが

建築写真だともいえます。こうして1知日かけて、1カットずつ仕上げていく。

これが、なかなか面白いと思いました。

静と動 物撮り(商品撮影もそうだけれど)静かに考えながrというのはなかなかよいものだ


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