Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

西陣の町家散策

2011年06月08日 00時00分23秒 | 興味深い建築物

先の京都旅行からもう1ヶ月近く経とうとしていますが
今回で上がりです。
大トリは京町家散策。

ワタシが金魚家さんを好んで泊まるのは「立地が好きだから」という理由もある。
京都をよく知る友人からは「あそこじゃ、不便でしょ」と言われる。
確かに、京都観光するならもっと南の方(四条烏丸周辺or祇園界隈)が適当だろう。
西陣は交通機関もバスだし、食事処も少ない。
生活する分にはよいけれど、旅行者にはちょっと訪れにくいかもしれない。

でも、だからこそ奥座敷っぽくて閑静で落ち着く。
それに西陣は今も機織の音が響き、そして町家が多く残されている。
「京の暮らし」を肌で感じられる雰囲気が好きなんだよねぇ

今回は2泊して、真ん中の日は早起きして少し余裕もあったので、散歩に出た。
お寺の瓦塀を抜けて向かったところは昔の露地(ろおじ)が残る界隈。
と、その手前で発見

ホントはこの隣も町家だったのよねぇ
でも、なくなったから、「ウナギの寝床」と呼ばれる奥行きが見通せる。

正面に回りこむ。
 
実際に生活を営む、よそ様のお家なので、覗き込んでは失礼よね
でも、向こうの庭まで見通せるのがスゴイ。
風通しがよさそう。
今は営業していないけど、「店の間」があるから昔はお店あったのかもね。
(呉服屋さん、かな?)

それで、目指す露地のその向こう側にあった。
(BS朝日「百年名家」でも紹介されていたヨ
    
昔は織子さんが住んでいたそうですが、今は若いアーティストが間借りしてるらしい。

(蜂蜜専門店もあるので、一般の人がココを歩くこともできる)

圧倒されて露地を出てくると向かい側は修繕中の町家があった。
  
  
京町家作事組の名前は聞いたことがある。
たしか、以前泊まった「布屋」さんもこちらで改修されたんじゃなかったかなー。
もしかすると、金魚家さんもかもしれない。

ちなみに、この翌日に三条通を歩いていたらオフィスを発見。
(大西清右衛門美術館のはす向かい)

京町家netも興味深い。
次に訪れた時も、またいずこかの町家を見学したいなぁ
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