![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/dc/0bedda7fb8069b30845c7cf7104759d4.jpg)
『大英博物館 北斎―国内の肉筆画の名品とともに―』 サントリー美術館 ※6月12日(日)まで
北斎は好きだ。
その生き様も、作品も。
と、意識したことはなかったけれど、どうもそうらしい。
大がかりな北斎展が開かれるとなんとなく観に行ってしまうし、
昨年は映画も観て、それで小布施の北斎館へも行った。
今回は単純にサントリー美術館の年間パスを持っている関係で行ったわけだけど、
そして、ちょうど更新時期でもあったわけだけど、
と、なぜか言い訳がましいことを思いつつ、2度訪れた。
やっぱり、人気だ。
先週の土曜日なんて9:30に到着したら、もう行列してたもんねぇ。
2年ぶりに行列に並んでしまった。
(並んでいる人の約半分は地方から出てきたと思われる旅行客。カジュアルな服装で大きい荷物を持っているからすぐわかる)
サントリー美術館は立地もいいからねぇ。
東京観光にはちょうどいいスポット。
それに日本人には馴染みのある北斎。
そして、半分は大英博物館所蔵でレアな作品だし。
幕末の開国とともに象徴的な日本文化を理解する上で北斎の浮世絵は欧米人にとってインパクトがあったんだと思う。
肉筆画も。いわゆる、日本人が西洋画と呼ぶ彼らが描くものとは世界が違うから。
だから、大事にコレクションした。
よって、とても保管状態がよい富嶽三十六景を鑑賞できたのはよかった。
何枚かは撮影OKの作品も。
『神奈川沖浪裏』、Big Wave 好きだなぁ。
珍しいところでは『百人一首うばがゑとき』。
平安時代の装束や風景を想像して描くのではなく、今の時代(=北斎が生きた江戸時代後期)で
人や風景を描きつつ、その和歌の世界を表現している。
時代は変わっても、歌の心、人の心情は変わらないということをしみじみ思った。
で、展示室を出て受付に戻って更新手続き。
最初は年間費5,000円だったけど、現在は6,000円。
更新すべきか否かちょっと考えたけど、モトは充分に取っているし、
向こう1年間もきっとモトは取れるだろうと判断。
旧カードは六本木に移転して10周年を記念したオリジナルデザインだったらしい。
「記念に持っていかれますか?」と聞かれたので、「ハイ」。
その前も何かの記念で金ピカのカードだったこともあったゾ~。(あれは5周年の時だっけ?)
サントリー美術館そのものへは赤坂見附の時代からたびたび足を運んでいるから
10周年だと11周年だと言われてもピンと来ないんだけどね。
そして、このたびまたカードがリニューアルされた。
また1年間、よろしくお願いします。
サントリー美術館のバックナンバーリストはこちら
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます