朱の徒然

変形性股関節症の76歳

シンガポールで  古希の宴

2016年04月29日 | 日記

 4人で ひとつの家族が、3つの家族に分かれて、15年が経ち12人になりました。そこで、ちと早いけど、シンガポールで古希の祝いを催しました。喜び事は、盛大に!

 

 チャンギ空港には、愛しの息子が 、迎えに来てくれていました。お嫁様や孫達ともTV電話で、いつも話していますので、みんな元気 元気!!

                   

 翌日は、お嫁様の案内で、まず「インターナショナル・ミュージアム」へ。ここでは、アートは絵や彫刻という概念より、建物そのものがアートって感じ。圧倒的でした。5階のデッキからのすばらしい風景一望も、勿論 無料。

        

 次は、オーチャードの「高島屋」へ。高額ブランド品ばかりで、何にも手が出ず・・。噴水を見て、隣のMホテルの「チャターボックス」の中華へ。とても美味しかったけど、食べきれなかったら、きちんと持ち帰りに包んでくれてのサービスに感心しました。   

 初めての、お嫁様と3人だけの歩きで、BAは彼女から指輪を買ってもらいました。もう、彼女とも15年ものお付き合いとなると、娘同様の仲ですね。 気遣いの心優しいお嫁様とは、ここで、しばしの別れ。(彼女は、幼稚園児のお迎え)                  

    

 GIと二人っきりのオーチャード。もうブランド街をウロウロする気にもならず、「Pホテル」を目指してみました。ところが、ここの十字路、道路は車のみの通行横断で 歩道は無いので、渡れません。二人で複雑で広ーい地下をうろうろ。辿り着いた「Pホテル」のハイティー(アフタヌーンティー)のオーダーに間に合わず残念!シンガポールでは、ハイティーが流行ってるってのにー。

 夕暮れて、娘家族がホテル到着。 残念ながら、急きょ、3男の肺炎で婿殿と3男は、用心の為に日本に居残り。  ゴメンナサイね。5人家族を離れ離れにしてしまって・・。でも、娘母子3人は、元気にシンガポールへ集結。

 1年ぶりの従弟会は、すぐに楽しそうに、DSゲームへ・・。お嫁様のシンガポール手料理を頂いて、彼ら母子はホテルへ戻り、翌日は、午前中シンガポール観光ツアーへ。

     

 GIとBAは、息子の家にお泊り。異国での日常を知るために、隣のスーパーを孫達と探索。やっぱ、高いね。でも、日本の食品、何でも売ってるんだね。

 

 そして、いよいよ、古希の宴は、水に浮かぶ「フラトンベイホテル」のレストラン「ラ ブラッセリー」で。

          

 ベイサンズの対岸の、マーライオン公園を含めてのウオーターフロントの再開発で生まれた一帯は、今や注目のスポット!(これらの全てが香港のひとつの企業の所有ですってさ!)整備された美しすぎる遊歩道からのベイサンズの借景。 もしかしたら 今後は こっちが もてはやされるのでは?と思わせました。

 ここまでゴージャスでラグジュアリーな場所に足を踏み入れたのは 生まれて初めて!

 すごい!それも、思いもしなかった、天井の高い落ち着いた雰囲気の漂う 個室!広い屋外テラス付きで。ベイサンズの光のショーも素敵! こんな思い出に深く深く残る場所でだなんて。    ありがとう!お嫁様。貴方のもてなし心のおかげよ。

  絵のような場所での特別のディナータイムの始まり。

 ここでも、まだ来星1年の孫が「エクスキューズミー チャイルドメニュー プリーズ」と さりげなく云ったので、ファーアッツと 一同 びっくり!

 10人の宴は、孫たちの将来の夢を語ってもらうことで、より明るく楽しく未来へ弾みました。

 1番目(小4)は、弁護士(この間まではサッカー選手だった)。2番(小4)は、プロのテニスプレイヤー(野球をあきらめて、来星でテニスを始めた)。3番(小2)は、すし屋(蝶ネクタイを口に持っていって、どうやらコナンの真似らしい)4番(年長)も、テニスプレーヤー(来星1年で、英単語はBAより豊富)。5番(年中)は、欠席(パパと2回も映画観に行ったらしい)。6番(年少)は、宴中静かに寝ていてくれました。

    

    

 10人の家族から、カードやプレゼントをもらって嬉しい幸せに浸りましたが、なんと、サプライズが!  この超一流の「フラトン ベイ ホテル」から!  驚きました!

 すばらしーいタイミングで、ローソクの7本付いた大きなケーキと、メッセージカード。そして、ペアのぬいぐるみ人形まで。こんなにもエレガントな空間で、最高のおもてなしを受けました。

   思わず、落涙しそうな有難いサプライズでした。 有難うございました!

 

 この夜は、娘とGIBA3人で、久しぶりにホテルの一室で宿泊。翌日は、3人でアラブストリートへ。ここも、面白かったね。GIは、14年も前に嫁に行った娘との買い物が嬉しくってね。

 昼には、息子のマンションのプールで泳いでいる孫達と合流。ラクサやアラビアホッドドックやナチョスを、プールで 皆で食べるのって美味しいね。 ありがとう!お嫁様。晩御飯も・・。料理上手っていいね。

 

  

 そして、お嫁様に おにぎりを握ってもらって、夜遅く、娘母子は帰国。                       3男と婿殿によろしくね。

 翌日は、シンガポール在住5500人の日本人会の図書館や、小学校を観ました。

 次の日の、ラストランチは、息子夫婦とGIBAと4人だけで、Mホテルの「プール グリル」へ。

 白とブルーのお洒落な南欧風のプールの隣。風が吹きぬけるシティーホテルのレストラン。日本人カードで割引されるので、お嫁様は時折、友人と来るそうで、生活を楽しんでいることに一安心。        で、この日の 深夜便で 我々も帰国しました。

    

                                  気分は GU3人組なんですが・・。

 

   娘によると、物悲しさのない明るい緑の国シンガポール。

 私が思う唯一のシンガポールの欠点は、ウオシュレットがないこと。息子の家も4つもトイレがあるのに、ウオッシュレットがない。 なんで、ゴージャス5つ星のフラトンにもないのよ。街のトイレですら、自動流水なのに・・。何で、ウオシュレットがないの? ひどいよ。

 

  今回の古希の祝いは、BAの夢、希望の実現でした。12人の輪(絆)の中で過ごしたいという、現役生活者の10人にとっては、迷惑な話だったでしょうね。

                 みんな、集まってくれて、ありがとう!

 古希になっても、人生で一番大切なものは、やっぱり   巣立って行って もう二度とは戻ってこない君達なのよ。

 今回も「兄ちゃん」「ブーちゃん」と兄妹仲良しで、からかい合ってる姿が、一番 嬉しかったわ。

 未だに地震で揺れる我が家に帰って、ふたりぼっちの小さな輪を増々自覚した疲れた老人二人。

 それは、ある意味、夫婦、親子として背負ってきた余計な諸々の感情を 心から降ろす宴でもあったことが分かりました。これからの下り坂は、自分達の老い、病、そして死を見据えながら、生きていくんだね。

 自分で選びとっていく君達のそれぞれの人生の幸せを この地で いつまでもGIBAは祈っていますよ!

  大きな幸せイベントでした・・。ん?12人の輪のはずだったのに、2人足りない。よし、また、来年やるよー。だって、楽しいことは、何回やってもいいじゃん。今度は、どこにする?

 

  こんなに呑気に言えるのも、全てに行き届くお嫁様と懐深い婿殿のお蔭。息子と娘を幸せにしてくれて有難う! その親の私達の幸せも、お二人様のお蔭。これからも、息子と娘を頼みますね!

 

コメント (1)
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