朱の徒然

変形性股関節症の77歳

浅い友情

2018年02月28日 | 日記

 昔っから、風呂好き! 風呂屋もスパも温泉も、定義が どれがどれだか分からないけど、湯が だいだい大好き!

 20年以上前から、近くの小さなA温泉には、よく通いました。馴染みになった方々と軽い会話をするのも好き。その中には、従業員のA子さんもいて楽しくおしゃべりしていました。

 我が家の子供たちは結婚し遠くに住み、夫は海外単身赴任、姑は入退院の繰り返し。  一人ぼっちの孤独を癒してくれるのが温泉でした。  そこが、倒産。  仕方なく、もう一つの大きなB温泉に移動。ここで、私は今も気楽に楽しく過ごしています。

 ある日、洋食器の店で店員の方に声をかけられました。 まあ、A子さんが、眼鏡をコンタクトにし少し痩せて黒の制服着て美しく変身・・・。 前のように優しい控え目な笑顔でした。思わず、彼女のために 我が家には高価すぎるウエッジウッドのカップを買いました。

 そして昨冬。いつものようにB温泉の水風呂に入っていると、タオルで前を隠した女性が近づいてきました。「お久しぶりです。私 あそこ辞めたんですよー」と、私が入っている水風呂の前で、手を付いて座ったA子さんが一気に話し始めました。

 多分、誰かに話を聞いてほしかったんだねー と、冷たい水風呂の中で 母心気分で、仕事のこと、家庭のことをお聞きしました。

「まだ若いんだから、きちんと失業保険もらってから働かなきゃダメよ。こっちがお金を払う習い事なんて幾つになっても誰でも出来るよ。それより、若い時は、何でもよいから仕事だよ。あなたなら大丈夫、何処ででも通用するよ。すっごく いい笑顔してるし、それに きれいになったよ」と励ましました。  私は、話し終えると、すぐに水風呂からサウナに。

 身体は震え凍るほど冷えてたけど、若いA子さんが、こんな年寄りにでも、信頼して打ち明けてくれた嬉しさで、身も心も すぐに温まりました。

 そして先日、いつものB温泉に行くと「お待ちしてました」と、笑顔のA子さんが就職して生き生きとフロントに・・。

    ハッハッツハツハ  良かったねー。これから よろしくね。

   (僕のお雛様と言ってる2歳の兄と生後6か月の妹)

 

   10年前のB温泉では、浴室担当の赤い眼鏡の似合う小柄なMさんと仲良くなりました。

 私が人気のない塩サウナにいると やって来ては、未亡人のさみしさや家庭のこと等を語ってくれてました。で、彼女がスクーターで通勤してるとお聞きした私は、「ここで会えなくなるのは寂しいけど、絶対にスクーターは危ない。止めて」と言ってました。

 それが、長い間お会いしないなと思っていたら、 ある早朝出勤の折、スクーターでの自損事故で亡くなっていました。

 今でも、塩サウナに入ると、Mさんに もっと 深い友情 で忠告すべきだったかな と思ったりします。

 

コメント
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