朱の徒然

変形性股関節症の76歳

読書「横道世之介」吉田修一

2022年06月10日 | 日記

 2008年から1年間、毎日新聞連載。 書籍化。

 2010年、柴田錬三郎賞受賞。 2012年、文庫化。2013年、映画化。

      高良健吾主演。高い評価でしたね。

 長崎から上京した18歳の大学生(作者と同じ法政大学と思われる)の1年間の青春小説。  

 つまらなかった「最後の息子」を読んだ直後でしたので、どうせ と思っていたら、グングン引きこまれる…世之介の魅力💛   あー、こんなに面白いのなら、映画を観るべきだったという後悔を覚えながら・・・。いいね いいね  こんな青春小説大好き💛   

 と思っていたら、途中で えっ?世之介は、死ぬの? で ショック! 

 辛いな―読むのが辛いなーと 思いながらの 悲しくなりながらの こんな小説展開は、生まれて初めて。   

 いくつもの 世之介の将来の暗示がありましたが、もう一度と 読み直したくない!

 どこにでもいるような 単純に 青春謳歌の大学生の1年であってほしかった。 悲しい未来なんて 知りたくなかった。

    でも、読んで良かった! 吉田修一って、やっぱ 読み手の心を パッと つかまえるね💛  それが小説の深味!

「続 横道世之介」が、2019年に出て、この間 文庫が「おかえり 横道世之介」として出たんですって! 

     ボンちゃん読んで教えてよ!  年寄は、悲しみの行ったり来たりは、もういいよ。粗筋だけで・・。

 もう そろそろ終わりかな? 紫陽花を お風呂で眺める幸せ♥

 百合が咲いたよ♥ 故郷の あの崖にも咲いたかな?

 

 

蓮池へドライブ。荒れ放題にビックリ。こんなところにもコロナの影響? 役所は、草刈りしなきゃーね。 

コメント
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