朱の徒然

変形性股関節症の76歳

読書「女王」連城三紀彦、解説・香山二三郎

2023年10月19日 | 日記

 久しぶりの娘との会話。「分厚い本だけど読む?」と聞きました。

 「いやー 今が一番忙しい時なのでね・・・。本読む暇があったら,もっと他の事しなきゃあね・・」と娘。

 単行本「女王」。久々 ビックリするほどの、分厚い本でした。

 内容も、作者は せん妄?(場所や時間を認識する見当識や覚醒レベルに異常が生じ、幻覚、妄想を引き起こす病)と思いながら、途中止めも出来ず 読み終えました。

 たしか、この本は、新聞での書評案内で選んだのでは?卑弥呼の邪馬台国とあるし・・・。でも、ラストまで読んでも不可解・・・。作者は、好き勝手書いて、読者は置いてきぼりね・・と思ってました。

 解説で、ビックリ!  作者は、2013年10月19日に亡くなってました。 エッツ 10年前の今日?

 特別収録で、最後のインタビュー記事が載ってました。

 癌になられてたんですって・・・。「もう長いこと新しい本を出していないのですが、短編の「棚の隅」の朗読を聞いた時 自分でもいいなぁと思いました。癌になって、人と会いたいよりも、もう一回見たい風景が増えてきました」と語られてました。

 1948年生まれで、名古屋にお住まいで、どうやら最晩年は、お一人暮らしだったのでは?

「女王」は、講談社から2014年10月28日の発行です。2300円。

   今考えると、主人公は、昭和24年2月生まれでしたので、ほぼ作者ご本人だったんですね・・・・。

  日没間際の芒の夕暮れ道を 溢子姉ちゃん達も 歩いてますか? と 思わせる場面もありました。 

 

 

 メッチャ 重いよ!世界文化社。

 久しぶりに60代の雑誌「家庭画報」を買いました。1650円。

「追悼 庭を愛し 日本を愛したベニシアさん」と、特集だったので読みたいと・・・でも、27年間も大原で暮らしたベニシアさんには、お子は一人じゃなかったはず・・・。6月に亡くなってから、ご家族がバラバラになったのでしょうか?残念!  ベニシア・ファンは、ご主人が思われる以上に もっと多いのでは? 私生活を自然体で見せるベニシアでしたよ❤

 

 

これまた重いよ! 集英社。

50代の雑誌「エクラ」を、付録のバッグ目当てに買いました。1300円。

 

 どっちの本も、高価なジュエリーや高額なファッション特集で、ホント オイラとは別世界。でも、羨ましくはないよ!  たまには読んで、時代、世相を知るのも 面白いね。 好奇心って若々しい心だよ♡ 気分は、60歳さ!

 

ラブフラワー。ご近所にも・・。幸せの白い小花。

 

 

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