朱の徒然

変形性股関節症の77歳

コロナ旅②・・・船小屋温泉郷「樋口軒」

2020年04月01日 | 日記

 コロナ旅=田舎への旅。

 密着、密接、密閉  をしないようにとの事なので、やっぱりより安全地帯は、都市より地方ですよね。   そろそろGIも早めに運転免許返納かな?と、言ってましたが、コロナが発生してからは、公共交通機関は怖いものね・・・。となると、移動は、自家用車が一番安全ですね。  GI、田舎だけを80歳まで乗ってね。

 と、高速道路走ってのコロナ旅・第2回は、お得意様との案内葉書が来ていた筑後・船小屋の「樋口軒」にしました。

 いつもは、食べてお風呂に入ってというのが、我らの定番ですが、どうも 今はお風呂という気分にはならない・・・、やっぱり心から寛がないと 外で入るお風呂の意味がないものね・・・。仕方ないね。

 田園風景を見ながらの二人のコロナ旅は、コロナのせいで風呂なしですが、コロナのお陰で?これまでは見逃がしてた名所を訪ねる本来の旅となりました。

 まず、「船小屋鉱泉場」(天然炭酸泉)。どこだろう?と訪ねてみたら、なんと「樋口軒」の隣でした。

 鉱泉場の作業中に亡くなった方々を祀ってありましたので、少しのお賽銭でコロナの撲滅を祈りました。近くには,「雀地獄」(飛んでる雀が炭酸ガスで落ちた)というのがありましたが、ホント今の状況は、コロナ地獄ですねー。

 

味は、不味いゲッの炭酸水ですよ。

そして、矢部川を望みながら「樋口軒」の 春献立の創作ランチ。

 

 格式の高さに相応しい器と味と、従業員の方々の感じの良さ♥ 見た目も凝ってて、上品で美味しかった!

 もしかしたら、お客が少ないのでは?と心配していましたが、 いつものように地元のBA様たちで、次ぎ次ぎに席は埋まっていきました。  あー、良かった! コロナに負けないでね!

 

 食事の後、反対側のみやま市の「長田鉱泉場」(有料の炭酸水汲み場)に行ってみました。

   

 どうやら、近くは空き家も多いような崩れかけた家の目立つさみしさ・・・・。でも、この鉱泉場では、老夫婦らしき方々が、長いこと炭酸水を瓶に詰めてでした。近くに昔ながらの羊羹屋がありました。種類は豊富でしたよ。(1本だけ購入)

 そこから、少し崖を登ったら、広がっていたのは、懐かしささえ感じられる昔ながらの田舎の桜並木!

 「新船小屋堤防桜並木」。ここは、人が訪れない鳥の楽園になってました!

 コロナがなかったら、一生見ることもなかっただろうと思うくらいの美しい風景。感激しました💛

    もしかしたら、神様が私たちに人生の反省を促してるのでは?とすら思えた えもいわれぬ桜でした。

 

 最後に、いつも素通りしていた「九州芸文館」に寄ってみました。

 隈研吾デザインの建物は、大きな炭焼き小屋のようで チャチ。美しくない!

    変てこな黒い屋根だけが目立つ建物。無駄金!

 

 でも、その隣に広がる風景「筑後広域公園」いいねー。広くて 広くてー。ただ広場ー。

土に埋まってる石馬。

 ここでなら、走ったり転んだりして大暴れして遊べるのに、子供の姿がない! 人影がない!

夏になったら、ソフトバンクファンの孫たちをファームに連れてこれたらいいねと「筑紫石人」に願いました。

      池の向こうには、筑紫石人・巨人もいるよ。

こんな不安定な時代だからこそ、古墳から出土した護り神・石人、石馬に祈りたくなりました。

       生と死を考えさせる 厳かな 佇まいでした。

  こうして 田舎で過ごす 束の間ながら 何とも言えない 心の開放感! 旅ってイイネ。

 東と西の都会の孫たちに、南の田園都市に疎開をと言いたいけど、わが身も大事だものね。コロナ怖い!

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コロナ禍・・・志村けんさん... | トップ | 四月バカ・・・・マスク考 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事