久しぶりに 素晴しい小説を読みました!
懐かしい宮本輝・77歳。ああー 年齢相応の小説を 有難うございます。
中華蕎麦屋の62歳の主人が、亡き妻の過去を追って、灯台巡りをする話。
1957年の「喜びも悲しみも幾歳月」という灯台守夫婦の映画での強烈な記憶でしかなかった灯台。それが、70年近くになって、こんなにも 灯台って、行って見たいと思わせる小説・・ステキ!
それに、「神の歴史」「夜明け前」「渋江抽斉」といった本も出てくるので・・・面白い!
で、小説らしく出雲日御碕灯台が主役! なんて素敵なんでしょ!
行って見たい! それが叶わなかったら、映画として観たいね・・・・。
寒波襲来。
こうして 冬の一日が、過ぎてゆきます。
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