新聞より・他

〇神戸新聞文芸の詩のコーナーの特選　中国の叶貝（いえぺい）さんの「春に想う」がとてもよかった。記しました。きっと日本の言葉を勉強された方じゃないかと思いますが。

春に想う

父は藍色を描きます。
それは海です。
広大で限りない
それは空です。
果てしなく広がって
父の大きい度量のようです。

母は赤い色を描きます。
それは花です。
鮮やかで美しい
それは太陽です。
温暖で明るい
母のやさしい心のようです。

おじいさんは緑を描きます。
それは山です。
まじめで雄偉な
それは平原です。
平坦で広々として
おじいさんの経歴のようです。

おばあさんは青い色を描きます。
それは渓流です。
細々として長続きする
それは河です。
奔流が止まない
おばあさんの忙しい生涯のようです。

弟は黄色を描きます。
それはひまわりです。
太陽を中心に回り、止らない
それは星です。
ぴかぴか輝いています
弟の活発な天性のようです。

私の春は、この絵です。
みなさん、見ましたか。

〇大丸の行く。手芸コーナーに行く。かわいい布地を買う。

〇涼しい夜、ほっとして…

夏は来ぬ

夏は来ぬ
好きな童謡です