新しいビオトープ


本日メダカのビオトープの器を変えた。およそ幅24cm高さ12cmのやや深いもので水底が見えるものにした。7匹ほどの稚魚たちは新たな環境で元気で泳いでる。
妻がメダカたちの泳ぎを観察していて、「このメダカたち、時計と同じ方向でしか動かないみたい?」と発した。小学生の夏の研究課題になる。私も、地球の自転か公転と関係するのかなと飛躍したことをつぶやいた。
早速調べてみるとやはり小学生らの研究課題のレポートや水族館関係などいろいろな泳ぐ方向についての論文等が出てきた。水流に逆らって進む、視覚を使って方向性を知る、色の区別もしている、視覚がすぐれていて環境を見ながら泳ぐのではないかなど様々なことが分かった。でも、わが家の赤メダカに当てはまる説はどれに当てはまるかは分からない。
またメダカではないが、海水のいけすで蓄養されているマイワシの回転する方向を調べたら、7割強が右回転だったとの観察記録もある。最初にその環境に入れた時、先頭の魚が泳ぐ方向にそろって他の個体もその方向に泳ぐ。その後最初に決まった方向で動き続けるらしい。
これらを知ってわが家のビオトープのメダカを観察すると、もっぱら同じ方向をきっちり守って泳ぐのは赤メダカの稚魚だけだ。他のメダカたちは黒またはグレーの稚魚で赤メダカより小さく、比較的狭い範囲をゆっくり泳ぎ回っている。方向も左右どちらにも向いているが、どちらかといえば右が多いようだ。赤メダカはボウルの内側を張り付くように周回している。それもボウルの円周だと泳ぎ回る距離が不足するのか、一方は水面近くで他方は水面下5cm位の水深を泳ぎ、楕円形の動きをして距離を稼いでいるように見える。
ビオトープは水流はない。強いて一説をとなえるならば、最初にボウルに入れた時は左向きの水流が生じていたのかも。なので赤メダカは右方向に動き出したのだろうか。
改めてボウルを見た。黒やグレーの稚魚たちは、いろいろな方向を変えスイスイと泳いでいる。大きい赤メダカの稚魚は、相変わらず右回りでボールの内側に添って楕円軌道を描き勢いよく泳ぎ回っている。きっとこの赤メダカは、我々が車でドライブする景色の眺めを見て楽しむように、少しでも長く周回しながらビオトープの内外の変化に富んだ景色を味わっているのかもしれない。


本日メダカのビオトープの器を変えた。およそ幅24cm高さ12cmのやや深いもので水底が見えるものにした。7匹ほどの稚魚たちは新たな環境で元気で泳いでる。
妻がメダカたちの泳ぎを観察していて、「このメダカたち、時計と同じ方向でしか動かないみたい?」と発した。小学生の夏の研究課題になる。私も、地球の自転か公転と関係するのかなと飛躍したことをつぶやいた。
早速調べてみるとやはり小学生らの研究課題のレポートや水族館関係などいろいろな泳ぐ方向についての論文等が出てきた。水流に逆らって進む、視覚を使って方向性を知る、色の区別もしている、視覚がすぐれていて環境を見ながら泳ぐのではないかなど様々なことが分かった。でも、わが家の赤メダカに当てはまる説はどれに当てはまるかは分からない。
またメダカではないが、海水のいけすで蓄養されているマイワシの回転する方向を調べたら、7割強が右回転だったとの観察記録もある。最初にその環境に入れた時、先頭の魚が泳ぐ方向にそろって他の個体もその方向に泳ぐ。その後最初に決まった方向で動き続けるらしい。
これらを知ってわが家のビオトープのメダカを観察すると、もっぱら同じ方向をきっちり守って泳ぐのは赤メダカの稚魚だけだ。他のメダカたちは黒またはグレーの稚魚で赤メダカより小さく、比較的狭い範囲をゆっくり泳ぎ回っている。方向も左右どちらにも向いているが、どちらかといえば右が多いようだ。赤メダカはボウルの内側を張り付くように周回している。それもボウルの円周だと泳ぎ回る距離が不足するのか、一方は水面近くで他方は水面下5cm位の水深を泳ぎ、楕円形の動きをして距離を稼いでいるように見える。
ビオトープは水流はない。強いて一説をとなえるならば、最初にボウルに入れた時は左向きの水流が生じていたのかも。なので赤メダカは右方向に動き出したのだろうか。
改めてボウルを見た。黒やグレーの稚魚たちは、いろいろな方向を変えスイスイと泳いでいる。大きい赤メダカの稚魚は、相変わらず右回りでボールの内側に添って楕円軌道を描き勢いよく泳ぎ回っている。きっとこの赤メダカは、我々が車でドライブする景色の眺めを見て楽しむように、少しでも長く周回しながらビオトープの内外の変化に富んだ景色を味わっているのかもしれない。