標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

カボチャから瓢箪(ひょうたん)が出てきた

2017-08-06 19:21:47 | 日記
菜園にカボチャが生っていることは以前からこのブログでも紹介している。でも、何故カボチャが発芽したかは述べてこなかった。今日はそこに至るエピソードを紹介する。強いて種を買ってきたり、他人から頂いたのではない。以前コンポスターをイノシシに押し倒され中身が畑に散乱したことがある。堆肥になろうとする生ごみの中に含まれていた種から出たものと思われる。


黄色い花はカボチャ


白い花は何だろう?

キッチンの生ゴミから発芽したので、葉をみて食べ物であるカボチャだと思い込んだ。何株も出たので、妻が近所の友人に株分けした。どんどん発育し花が咲き始めた。カボチャは黄色い花であるはずなのに、白い花も混じっている。葉はどちらも同じに見える。友人ともども何だろうと話題になった。

妻が電話で実家の姉に話したところ、カボチャは黄色い花だという。白いのはトウガンではないかという。さらに、植物図鑑やネットで調べるとインド原産のヘビ瓜(あるいはシシリアのヘビ瓜)は、白い花でヘビのようにひょろ長い実がなるとのこと。

ヘビ瓜かな、でも、そんなものは食べたことがない。ヘビが苦手な我々としては、この実がついてもらいたくないと祈る。突然変異で花が白くなったのかもしれない。食べられるものであって欲しいと願いつつ、実が生るのを待つことになった。


黄色い花から生ったカボチャ

黄色い花からはカボチャの形をした実がつき始めた。白い花はまだ正体は分からない。ただカボチャとは違う細長い小さな実だ。再び、妻が姉に話したところ、瓢箪ではないかという。

やがて、白い花の実が生り始めてから2~3週間後、かわいらしいくびれのある実がつきだした。それを見て妻と私は、思わずほくそ笑みながら目を合わせた。そして、大笑いした。


まぎれもなく瓢箪だった。そして、1週間後の本日、右の写真のように大きくなり、あちこちで実をつけている。瓢箪とカボチャの株が入り乱れている。カボチャは生り始めてから大分たつのに小粒だ。瓢箪に栄養分を奪われたかもしれない。友人に分けた株にも実がつき始めたが、残念ながらすべて瓢箪だ。やはりただ笑うしかなかったとのこと。

今になって思えば数年前ニガウリとともに瓢箪を育ててグリーンカーテンを作ったことがあった。でも、何故生ごみの中に瓢箪が紛れ込んだか、今でも謎だと妻は言う。
コメント
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