標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

葛とヤブカラシ(報告:萎んだホテイアオイの花)

2017-08-14 19:09:29 | 日記
本題に入る前に、報告です。

(左が萎んだ花。右は昨日咲いていた花)
昨日咲いたウオーターヒヤシンス(ホテイアオイ)の花が、本当に今日は萎んでいた。昨日は隠れていた芽から出たのだろうか、一輪は咲いていた。萎んだ花びらは7輪だったので昨日咲いたもの達だ。他の茎からも咲いてくれるのだろうか?あるいは来年かな。当地は寒いので冬を越すのが難しいかもしれない。

我が家の斜めに隣接する空き地がある。10年程前までは土地を開発した不動産会社が草刈りをしてくれていた。その後管理しなくなり荒れ地となっていた。雑草が生い茂ると草のジャングルのようになってしまうので、地域の清掃日などに私が時々雑草取りを行っている。今年も6月に刈ったのだが、大分茂ってきた。


(写真は散歩中に見かけた別の葛畑の一部)
私が草刈りをする前は葛に覆われ林のようになっていた。その後、葛が出てくる度に根元を切り取った。数年するとだいぶ勢いが劣り、茂らなくなったが。まだ、ちょこちょこ顔を出す。その度に刈り取っている。手を抜けない。


(写真は隣地奥の林から出てくるヤブカラシ)
今は管理されているが、以前はその土地と通路を挟んで、反対側にも空き地があった。そこでも雑草が茂っていた。そして、その土地にはびこっていたのは、ヤブカラシであった。管理される前は、私がヤブカラシと闘っていた。

ふたつの土地は4mのコンクリートの通路で隔てられている。葛もヤブカラシも地下茎で増える。通路がそれぞれのバリアとなっていて、うまくすみ分けられていたようだ。この二つの土地の草刈りをしながら、次のように思っていた。葛とヤブカラシが一緒に生えたらどのような雑草林になるのだろうか。どちらかが勝つのだろうか。それとも共生するのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする