オリンピックシンボル色の千羽鶴
北朝鮮もオリンピックに参加しているのに。
今朝、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したとのニュースが流れている。日本のできることは、国連安保理にて北朝鮮に対する制裁を強める、首相とアメリカの大統領との(電話)会談、万が一の時は迎撃ミサイルで破壊するという。しかし、迎撃ミサイルを使うことは重大な事態を招くリスクが高い。どのように対応するのか、非常に難しい難題だ。
北朝鮮のミサイル等の発射は、今回で5回目とのこと。過去、制裁を徐々に強化してきているが一向に改善されない。エスカレートするばかりである。これは当初から、いくら反対されようとミサイル開発、核開発に邁進するという北朝鮮の方針だろう。したがって制裁を科すという手法は、現実的であるかもしれないが、効果はあまり期待できない。各国の対応の足並みがそろえば効果を期待できるかもしれないが、北朝鮮と政治的または経済的関係を持っている国は多いという。足並みをそろえるのは難しい。
(私は評論家ではないので、世に問うというより、私の稚拙な考えかもしれないがつぶやいている)
すでに水面下では行われているかもしれないが、日本としてできる二つの方法が考えられる。一つは、日本が単独で北朝鮮とのルートを作ること。これは水面下でもよいと思う。二つ目は、日本は、アメリカや韓国との会談だけでなく、中国とロシアと個別に話し合いのチャンスを設けることではないか。当初は水面下でもよいが、何らかのルートまたはやり取りができたなら、すぐ公表する。さらに、願わくば中国とロシアそれぞれが表裏どちらでもよいので、北朝鮮とのルートを設けることを願う。
アメリカと日本との関係を強調するだけでは、リスクは増すばかりである。
以前、韓国の文大統領が北朝鮮に話し合いを提案したように、日本も独自に行うべきだ。韓国大統領の呼びかけに対して北朝鮮は無視した。このように即座によい結果が出なくともよいので、水面下も含めて働きかけることが必要ではないだろうか。
あまりにも性善説すぎる考えかもしれないが、今は性善説を推し進めるしかない。