今朝は涼しかった。妻の提案で道路の落ち葉掃きをした。落ち葉といっても枯れ落ち葉ではない。まだ緑色の落ち葉だ。毎年夏の終わりになると落葉する。家の近くの道路で、ガードレールの下が谷になっていて、下から生えているコナラの木から葉とドングリが落ちる。
道路の反対の山側は石積みの擁壁がある。こちらは杉林で杉のほか雑草が生えている。これらの枝や葉がおち、枯れて側溝の蓋の上にたまる。放っておくと腐り黒くなり泥のようになりやがて雑草が生える。家から200mほど登って、山側、谷川を交互に横断しながら下り清掃する。時々自動車が通るので横断時は左右注意。知り合いの人がリュックを背負い降りてきた。おしゃべりでしばし休憩をとった。
この地域に住みだした頃は、道路際の雑草の下には土があると思っていた。2、3年してから、草刈りを始めようと鍬を使ったところ、泥の下は擁壁の際まで側溝だった。コンクリートで施工されているので土はなかった。谷側にもL型側溝が敷設してあり、こちらも土はない。側溝のふたやL型側溝は、腐敗した枯れ葉や砂などで埋もれて、その上に雑草が生えていたのだ。発起して200mほどの区間の泥と雑草取りを数日かけて行った。
その後、ご近所の人とともに年に何回かホウキで道路清掃を行うことが、不定期だが行事となった。犬や人の散歩で通る道としてお世話になっていると思いつつ、良い運動になるので道路清掃を慣例としている。
清掃後のガードレール沿い
清掃後の擁壁沿い
今の時期は青い落葉なので量も少なく掃きやすい。本格的な秋から冬にかけての落ち葉は多量で、掃いた次の日にはまた、落ち葉がたまる。いずれにしても作業中は無心になれるので嫌ではない。作業後はきれいな清掃したての道路をじっと見つめる。独りよがりかもしれないが、満足感を味わっている。
葉を落とすコナラの木
落ちたコナラの葉とドングリ
帽子をかぶったドングリ
まるでお椀みたいなドングリの帽子