富雄川を離れて矢田丘陵の東麓のなだらかな坂道を上がった所に鎮座しています。さらに西方1キロのところに、アジサイの寺として有名な矢田山金剛寺(矢田寺)もあります。そして、矢田丘陵の西にあるのが生駒山です。一の鳥居の前だけでなく、境内東隣にある駐車場前から西に隣接する住居までの間に渡し掛けられた綱がまず目に飛び込んできて圧巻でした。
・境内の前面全体に掛けられた綱
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富雄側東岸の、間近まで奈良市の住宅街が迫るような処にある、こんもりとした森の中にひっそりと鎮座します。筒粥神事が良く知られており、今年オミクロン株が蔓延するなかでも2月1日に行われたようで、その結果も簡単に掲示されていました。以前は「登弥神社」と書かれました。
・なだらかな登りの長い参道が良い感じです
【ご祭神】
東の社殿に高皇産霊神、誉田 . . . 本文を読む
国道166号線から県道31号線に入り、左右を山に挟まれた芳野川沿いを車で進むと、少しずつ人里離れた感が増していきましたが、10分も経たずに鳥居が見えて到着。中央車線はないものの道幅はあるので、快適に走る事が出来ます。宇陀水分三社の中では、雰囲気的に一番スピリチュアルで密やかな雰囲気が有り、小規模ではありますがさすがに著名神社だと思いました。
・紅葉の時期で奇麗でし . . . 本文を読む
宇陀水分神社を自称する三社 ~宇陀水分神社中社(国宝の本殿を持つ)、当社、そして惣社水分神社~ のなかで、芳野川の最も下流に位置する神社です。古市場の宇陀水分神社中社の社記によると、当社は「田山の下の宮」とか「下の水分宮」とも称されていたようです。宇陀水分三社の中では、最も境内のスケールが大きく、高木がそびえる参道を歩くととても神々しい気持ちになりました。また、なかなかしっかりした . . . 本文を読む
日本書紀推古天皇十九年に、菟田野に薬狩(鹿の若角をとり薬用にする)に出かけた話がありますが、その際に天皇が身を清めたとされる薬の井が今も枯れることなく湧き続ける名水で知られる宇陀水分神社です。この「延喜式」式内社を自称する神社は、実際は当社と榛原下井足の「宇陀水分神社下社(下宮)」、そして菟田野上芳野の「惣社水分神社(宇陀水分神社上社)」の三社が有りますが、確定的な資料はないものの . . . 本文を読む