ぐりぐらのフォトログ

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あいづわくわく学園 会津美里町【6-1】龍興寺・仁王寺・観音寺・中田観音

2013年08月11日 | 郷土史・史跡・施設
あいづわくわく学園 
会津美里町【6-1】龍興寺・仁王寺・観音寺・中田観音


25年度、地域の歴史・史跡などの現地学習第6回目は会津美里町の龍興寺・仁王寺・観音寺・
中田観音・法用寺・富岡十一面観音・高倉観音・左下り観音を・・・
2回に分けてアップしたいと思います。

龍興寺は848年(嘉承元年)慈覚大師円仁の開山と伝えられる天台宗の古刹。
国宝「一字蓮台法華経」9巻を伝えています。
経文の一字を一仏と見立て、彩色を施した蓮台の上に祈りを込めて書く願経で・・・
1952年(昭和27年)に国宝指定されている。
拝観は「晴天時のみ」で今回は残念ながら見ることはかないませんでした。
一字蓮台法華経の一部


画像クリックでスライドショーへ。BGMの音量にご注意ください。
牛臥山 仁王寺(天台宗)薬師堂
画像クリックでスライドショーへ

807年徳一の創建と伝える(寺伝)。本尊は大日如来(秘仏)。
最盛期には300の坊舎があったと伝えられ、本堂内の襖に「地獄絵図」「極楽絵図」が描かれているという。

薬師堂は1657年の大火で焼失し、1745年に再建。堂内には徳一作と伝わる
薬師如来立像が安置されている(秘仏)。仁王像は火災後薬師堂の前に仮安置されている。
268年もの間仮安置のままということ?!

会津三十三観音、第二十七番の大岩観音は仁王寺の持堂という・・・
境内の牛石は、堂の建立時建築用材を運んでいた牛が疲れて臥し、石と化したという石。伝えが山号に。


円通山 観音寺(曹洞宗)会津美里町佐布川

曹洞宗の寺で、山号を円通山という。1265年(文永2年)の草創といわれるが開基は不詳。
1624年(寛永元年)越後の国より雲芸が来て中興したという。本尊は釈迦如来。

1279年(弘安2年)にこの村の長者江川常俊が、若くして死んだ一女常姫の供養のために観音堂を建立し
本尊木造十一面観音立像を安置した。像高196.5cm。中田観音の銅造十一面観音立像の原型といわれる。
寺が衰微したときに雨露をうけて肌の金色は惜しくも汚損し、頭部の化仏もそろっていないが
鎌倉期の手法を遺した観音像として県の重要文化財指定・・・


普門山 弘安寺・中田観音


弘安寺(中田観音)は、「中田の観音様」と呼び親しまれ、会津三十三観音の三十番札所です。
全てを巡れば、長患わずらいせず安らかに往生できるという言い伝えから、
立木観音、鳥追観音とともに「ころり三観音」と呼ばれ、多くの人々から信仰されています。

昔、この村の江川の長者が一女常姫の供養のため鎌倉から仏師を呼び寄せ、銅造十一面観音立像(187cm)
脇侍に不動明王像(95cm)、地蔵菩薩像(94cm)の三尊像を鋳させ、中田の里に観音堂に安置・・・
これら3体は国の指定重要文化財。

本堂の西約680mのところに金グラ壇と呼ばれるところあり、三尊はここで鋳造されたといわれ
今でも金滓を見ることがあるという・・・

原型となった観音寺の木造十一面観音立像は、俗に姉観音、中田の観音像は妹観音と呼ばれている。
この観音像の背面には1274年「文永2年 甲戌八月八日善仏敬白」の銘があるという
現在のお堂は1757年(宝暦7年)に再建されたものという

史跡めぐり第6回の1は会津美里町の仁王寺・中田観音・法用寺・富岡十一面観音・高倉観音・左下り観音・・・
天候が悪く国宝「一字蓮台法華経」拝観はなりませんでしたが「ころり三観音」の中田の観音はじめ
会津三十三観音のうち五観音をめぐったことになります。
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蓮の水中花風

2013年08月07日 | Weblog
蓮の水中花風

行事が立て込んで体が、「横になりたい!!」というのでちょっと一休み・・・
涼しそうにみえるアプレットでパソコン遊びです・・・

クリックで蓮の水中花風へ・・・
画像クリックで蓮の水中花風へ
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明治の森 国定公園「高尾山」ミニハイク

2013年08月02日 | 旅行
明治の森 国定公園「高尾山」ミニハイク

夜中、眠りを妨げるほどはげしく降ってた雨、出かけるころは小降りになったものの・・・
八王子に近づくころは「やった~」雨は降らないかもと期待できるほどの陽ざしが・・・
東京のオアシスといわれる、明治の森 国定公園「高尾山」ミニハイクに参加してきました・・・
土曜日にしては明け方までの雨のせいか、そう混雑もなく快適なミニハイクを楽しみました。

高尾山は、東京都心から電車で約1時間で行くことができ、
ケーブルカーなどを使って気軽に登山できること、登山道がよく整備されていること、
などから老若男女問わず登山者数が多く、年間の登山者数は約260万人を超え、
世界一の登山者数を誇るのだそうです・・・

高尾山神社は、奈良時代の8世紀半ばに聖武天皇の勅命により高僧行基によって創建されたとされ
行基が、薬師如来を刻んでご本尊として安置したことから、薬王院の名がつけられたという・・・

薬王院境内を中心に樹齢700年とも1,000年ともいわれるスギの巨木が何本もあり、
高尾山のシンボルとして、古くから維持管理がなされてきたという・・・
こうした先人の努力は、薬王院への祈願が成就した参拝者が、
杉苗料として金銭を奉納する慣習として残されているのだそうです。
参道にほんとうに延々と杉苗料奉納者名が掲示されています。
四天王門を入った境内にはさまざまな祠やお像があって、参拝者に人気のひとつかも・・・

画像クリックでスライドショーへ。BGMの音量にご注意ください。
高尾山薬王院 現在の建物は明治34年建立・・・
画像クリックでスライドショーへ


戦勝の守護神飯縄権現を祀る飯縄権現堂と高尾山天狗伝説の天狗像・・・



高尾山大見晴らし台・・・


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