今回も引き続きTT-02のロアデッキを交換していきます。
(・∀・)
ヤルヨー!
早速、作業をしていくのですが、その前に以前から気になっていた事を検証していきます。
画像はオーバーホール前に使っていたロアデッキです。
使用期間も短くて程度は悪くはありません。
このロアデッキを使ってジョイントカップ等の出力軸の高さを測定していきます。
測定できたらデフやジョイントカップ、プロペラシャフトの高さを揃えて、
ほんの少しでも駆動効率を上げていきたいと思います。
(・∀・)
スコシデモハヤク!
精度の高いスプールデフを使って、セッティングボードから前後のデフの出力軸の高さを測ります。
測定のミスが出ない様に慎重に何度も繰り返し、ある程度の正確な数値を出します。
高さを測ったら出力軸の中心の高さを計算して出します。
次にプロペラシャフトのジョイントカップの測定です。
先ずは前後のデフギヤ側に向いている出力軸の高さを測定します。
ロアデッキのデフケース部分をカットして、無理なく測れる様にします。
こちらも出力軸の中心の高さを出しておきます。
最後にプロペラシャフト側のジョイントカップの出力軸の高さを測定します。
測定の結果、各出力軸の中心の高さ差なのですが、
こちらはフロント側。
こちらがリヤ側です。
単位はミリなのですが、ほんの僅かにばらつきがあります。
ジョイントカップのプロペラシャフト取り付け部分の高さは同じみたいですね。
しかし、前後ともデフの方向に向かってジョイントカップが下がっているみたいです。
デフの出力軸の高さも僅かに低いみたいですね。
オプションパーツの「アルミプロペラシャフト」を使っているのなら問題は無いと考えます。。
しかし、樹脂製プロペラシャフトを使っているので僅かに抵抗が発生しているかもしれません。
そこで、一番中心が高いジョイントカップのプロペラシャフト側部分に高さを合わせていきます。
高さの調整にはTT-02には必需品とも言えるアルミテープを使います。
各部分の貼り付け枚数ですが、使用するアルミテープの厚さによって変わってきます。
アルミテープのサイズはデフ側 3.5ミリ×10ミリ、ジョイントカップ側 3.5ミリ×8ミリです。
貼り付け部分は脱脂して剝がれない様にします。
これでデフとジョイントカップの出力軸の中心が大体同じ高さになります。
デフの持ち上がり防止として、ギヤカバー側にも1~2枚アルミテープを貼り付けます。
各ギヤカバーのネジの締め込みには注意が必要です。
アルミテープを貼りつけたのでベアリングの高さが上がっています。
ネジを完全に締め込んでしまうとベアリングを強く押さえてしまい、駆動が重くなる場合があります。
なので、ギヤカバーのネジを締め込んだ状態から1/4~1/2回転ほど戻します。
これは駆動の軽さを確認しながらの調整が必要になります。
次回はメカ積みまでやっていきます。
つづく。