カリブの海賊とどちらを先に観ようか真剣に悩んだ一作。
悩んだ結果、先に観たのは「La Stella che non c'e」
先に行われたヴェネツィア映画祭の記者団向けの試写会では
ブーイングも拍手もまったくなく終わり
一般公開試写会では7分にわたる拍手による喝采を受けた作品。
イタリア人が見る中国というのと
我々日本人が感じている中国とのギャップも面白いし
ある意味「中国ってすごいなぁ」と思える映画。
そう、「私は中国では暮らせないよなぁ」と思わせるものがある・・・。
まぁそれよりも
たった一つの部品交換のために
言葉もわからない中国に単身渡ってしまうイタリア人
という設定にびっくりするけど。
中国の女優さんはきれいな人が多いけれど
主役を張ったTai Lingもやっぱりきれい。
素朴な田舎の女の子を演じていたので
映画の中ではいわゆる美しさはないけれど
凛とした清涼感をとても感じさせる人。
この映画では演技が単調なのは気になるけどねぇ。
疲れた機械修理工という感じのSergio Castellitoの
渋い微笑がステキ。