いくつもの命を含有するわが惑星、地球。
母なる大地。Madre Terra。
地球が病んでいるのは
全世界的によく知られた事実となっていますが
数字で示されて、言葉で説明されて、
それでもなお
地球がどれほど病んでいるのか実感がわかなかったり、
地球の大切さがわからなかったり。
そんな人も含めて、是非見てもらいたい展覧会が
現在ローマのPalazzo delle Esposizioneで開催中です。
National Geograficの専属カメラマンたち
58人が撮影した地球の姿。
101枚の写真で地球の美しさと
その移り変わりを教えてくれる貴重な展覧会です。
これまでNational Geograficに
掲載された写真も含まれていますが、
その大半はこれまで非公開の写真となっています。
溶け出している氷河の実態や
破壊されるサンゴ礁など悲劇的なショットから
今もなお石器時代そのものの生活をしている民族の姿や
飢餓・貧困で苦しむ人々の姿まで。
各大陸でそれぞれの生活を営む動物たちの姿から
苛酷な自然環境まで
とにかく母なる大地をテーマにして、
幅広くドキュメンタリーな写真の数々。
それぞれに考えさせられる展覧会です。
会場: Palazzo delle Esposizione
入り口はVia Milano 13 から。
会期: 2009年2月7日から2009年3月29日まで
開館時間:火・水・木: 10:00 - 20:00
金・土: 10:00 - 22:30
日: 10:00 - 20:00
休館日:月曜日
入場料:無料
詳細はこちら
たまたま展覧会初日にローマにいたので、
早速見てみました。
Palazzo dell Espisizoneに普通に入館していまい
12,5ユーロ払ってしまいました。
他の展覧会を見るつもりならそれでもよかったのだけど、
とても同時開催中の二つの展示会を見ている暇はなく
無料で入れた展覧会に大枚はたいてしまいました。
まぁ。それだけの価値はあると思うけどね。
それが無料だというので嬉しいじゃないですか!
そういえばNational GeograficとDisneyが共同で撮った
earthという映画4月に公開予定。
こちらも先日映画予告で見たらすごくきれいでした。
2009年4月22日「地球の日」。
さて、何かできるかな。私にも。