山頭火つれづれ-四方館日記

放浪の俳人山頭火をひとり語りで演じる林田鉄の日々徒然記

後悔の朝の水を泳ぎまはる

2011-09-01 21:07:53 | 文化・芸術
Santouka081130096

―四方のたより― 茶谷祐三子のインド舞踊講座

インド古典舞踊Odissi Danceを踊る花の宮こと茶谷祐三子から講座開設の案内が送られてきた。

1989(S64)年6月4日の天安門事件、その2週間前の5月19日から24日、われわれ一行は上海・瀋陽・北京を巡っていた。一行とは瀋陽(満州時代の奉天)で開催中の中国評劇交流祭に現代舞踊の公演をするため組織した12名の訪中交流団である。
茶谷祐三子もこの一行の一人であった。彼女はその後、中国西域を経てインドに渡り、Odissi Danceと出会うのだが、そのあたりの事情については以前のBlogで書いているので参照して貰えれば‥。
「行き交う人々」-茶谷祐三子篇

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また、彼女のインド舞踊講座に関する情報は此方-いちょうネット-に詳しく掲載されている。

―山頭火の一句― 行乞記再び-昭和7年-235

9月1日、朝の汽車でいつしよに戻る、そして河へ飛びこんで泳いだ、かうでもしなければ、身心のおきどころがないのだ、午後また泳いだ、六根清浄、六根清浄。
二百十日、大震災記念日、昨日の今日だ、つつましく生活しよう。
今日も夕立がきた、降れ降れ、流せ流せ、洗へ洗へ。すべてを浄化せよ。
とにかく、更生しなければ、私はとても生きてはゐられない、過去一切の舊習を清算せずにはゐられなくなつた。

※表題句の外、3句を記す

09011
Photo/北の旅-2000㎞から―五稜郭の真新しい箱館奉行所-’11.07.24


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