里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

逃げたくなる気持ち

2008年11月06日 | 日々のつぶやき
昨日から又教室が普通に始まりました。

お琴の教室に来る途中に、メンバーの一人が車の接触事故にあいました。

この人は、いつも通る道ではなく、来る前に行って用事を済ませたいことがあって、その用事を済ませて、いつも通る道に出るため、右に曲がる指示器を出したそうです。

ところが曲がろうとした時、ここではなく、もう一つ先の信号だと気が付き、もう一度真っ直ぐの車線に入ろうとした時に、後ろから来た車が接触したとのこと。

後ろに当たったのではなく、そのまま後ろから来た車はお互いの側面をすって、そのまま止まることもなく走り去って行ったそうです。

その車が、自分の車とよく似た色だったという事しか覚えていないと言っていました。

教室のみんなが言うには「Sさんも指示器を出したまま直線の車線に戻ろうとしたのが悪いけど、逃げた車の車種や色、それにナンバーをおぼえとかなあかんわ」

「そんな時、ビックリして、何も見ること出来ないし、見たとしても覚えられへんわ。この間事故を起こして、人を引きずったまま逃げた車のニュースがあったけど、逃げたくなる気持ちわかったわ」と言っていました。

私もこれに似たような経験をしたことがあります。

一方通行の狭い道を走っていた時、後ろの車が、速く走れと言わんばかりにピタッとくっついたり、私がブレーキをかけたりすると、パッシングをしたり、いやがらせをされました。

いやな車だなぁと思いながら走って、やっと大きな道路へ出るところまできました。

私は右へ曲がる指示器を出しました。後ろの車も同じく右への指示器を出しました。

さあこの大きな道へ曲がろうとした時、後ろの車が、私を追い越すのを待っていたとばかりにさっと私の右側から先に大きな道へ右折しました。

その瞬間私を追い越した車は、大きな道路を走ってきた車と衝突しました。

両方の車は止まって、どちらの車からも運転手が降りてくるところを、私は見ないふりをして、さっとその場を逃げようと走り去りました。

もし、ここで私が止まってこの場を見たとしたら、私の後ろを走っていた車が、私がのろのろ走っていたからだと言われそうで、怖くなり、とにかくその場を速く逃げたいと言う気持ちになりました。

普段私は、事故にあったり、事故を目撃したりした時は、車のナンバーなんか覚えるのは得意だと思っていましたが、やはり、それは到底無理だとその時わかりました。