里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

面会に行きました

2008年11月10日 | 日々のつぶやき
今日は、私は何も教室がない日ですので、前にお琴を教えて下さっていた先生に会いに行って来ました。

2005年の3月まで教室でお琴を教えて下さっていましたが、ご高齢で、子供の頃は、少しは見えていた目も全く見えなくなり、しかも一人暮らしをされていましたので、ライトハウスの船岡寮に入所されました。

最初は施設に入ることにかなり、抵抗感を持っておられましたが、入られてからは、「もう天国みたいですわ、家に一人でいたときは、不安や怖さがありましたが、ここではかぐや姫になったみたいです」と施設での生活に満足されている様子です。

いつもは偶数月の第2か第3の月曜日に、お琴の家元さんから先生に送られてくる学会誌を読んであげるために面会に行っています。

先月の第3月曜日に面会に行く予定でしたが、あいにくその時は、私がお岩さんになっている時でしたので、今日に延ばして貰いました。

月曜にこだわるのは、私自身が何も予定がなく空いている曜日であり、先生も月曜日はお風呂に入れてもらう日が、火、木、土で、面会中にお風呂の呼び出しがかからないためです。

先日の秋祭りふれあい週間で、華道教室が野点をされた時にBGMとしてお琴を弾いたのと、ステージ発表の時の演奏を録音したテープを先生に聞いて頂こうとお土産の一つとして持って行きました。

後日聞いてもらった感想を電話で知らせて下さるそうです。

「遠いとこ、よう来ておくれやしたなあ」と喜んでくださいました。私の家から、ライトハウスまでは18キロです。

舞鶴で18キロと言えば、車ではそんなに遠いと感じませんが、京都市内は信号が多く、普通は40~45分かかります。

今日は10日で、いわゆるごと日(5日、10日)で車が混み、また秋の観光シーズンに入っているので混んだため、行きは1時間を少し出ました。帰りは、通勤帰りのラッシュにならないうちにと4時に向こうを出発したため、56分で帰って来れました。

「これからも頑張って続けておくれやすや」の言葉を受けて帰って来ました。

最後に教室の皆さんに、「先生はお元気でしたよと報告するために写真を撮らせてもらっていいですか?」の問いかけに、「こんな格好ではづかしいですがな」と言われながらも、一枚撮らせて下さいました。

83歳になられましたが、お元気で、認知症などは全く関係なく、しっかりされています。