里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

節分

2009年02月03日 | 日々のつぶやき
昨年と同じように、湯豆腐で有名な順正にパートでお勤めしているお琴教室の人が、順正特製の節分の豆を送って下さった。


送られてきた封筒です。この中に豆の由来を書いたお手紙と、この手紙に豆が包まれていました。


お手紙が折りたたんであり、この中に小袋に入った豆が包んでありました。


折りたたんであったのを開くと、清水順正おかべ家店主のお手紙文です。

以下にお手紙文を紹介します。

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旧年中は何かとお引き立ていただき、まことに有難うございます。

約2千年前に中国で発明された豆腐は、わが国には奈良時代に遣唐使により伝えられ寺院の精進料理に用いられたそうで、肉食を絶ったお坊さんには大切なタンパク源として重用されます。

室町時代には京の町に豆腐売りが現れ、茶店では田楽も供され、豆まきもこの頃から広がります。

普通は『福は内、鬼は外』と唱えますが、京都府三和町の大原神社では藩主九鬼様に気遣い『鬼は内、福は外』と、伊勢出身の知人は商売繁盛 潤沢の仕入れができるようにと『福は内、大荷も内』と豆をまくのだと云います。

さて、今年も豆腐用大豆で招福豆を作りました。

この一年の皆様の御多幸御健康を記念し、わずかばかりの福をお届けします。ご笑納いただければ幸いです。

   平成21年1月吉日

       清水順正おかべ家店主  上田両四郎