午前中に、いつもかかっている循環器内科の6週間目の予約日でしたので、行きました。
受付を通ってから診察に呼ばれるまでは、自分で持って行った本を読んでいました。
検査も診察も終わって、また受付の会計窓口から呼ばれるのを待っている時、ロビーに置いてあった本・星野富弘さんの「花の詩画集」“あなたの手のひら”を読んでいました。
2,3目と心に留まったのを紙切れにメモして来ましたので、ここに書き写してきた詩を書きます。
絵のほうは、とても綺麗な絵が描かれていて、そこに詩が書いてありました。
ここでは、描いてあった絵ではなく、私がかってに入れたものです。
胡蝶蘭
美人薄命と言うけれど
もう二カ月も色あせず少しの水と光を
それに細い針金で
この美しさ
二万円という値札の中には育てた人の愛情も
含まれている
椿
遠い国のことだけれど
戦争が起り
沢山の人が死んで
戦争が終わった
庭に椿が
咲いている間に
背中
自分の顔が
いつも見えていたら
悪いことなんか
できないだろう
自分の背中が
いつも見えていたら
侘しくて涙が出て
しまうだろう
あなたは私の顔を
いつも見ている
私の背中を
いつも見ている
受付を通ってから診察に呼ばれるまでは、自分で持って行った本を読んでいました。
検査も診察も終わって、また受付の会計窓口から呼ばれるのを待っている時、ロビーに置いてあった本・星野富弘さんの「花の詩画集」“あなたの手のひら”を読んでいました。
2,3目と心に留まったのを紙切れにメモして来ましたので、ここに書き写してきた詩を書きます。
絵のほうは、とても綺麗な絵が描かれていて、そこに詩が書いてありました。
ここでは、描いてあった絵ではなく、私がかってに入れたものです。
胡蝶蘭
美人薄命と言うけれど
もう二カ月も色あせず少しの水と光を
それに細い針金で
この美しさ
二万円という値札の中には育てた人の愛情も
含まれている
椿
遠い国のことだけれど
戦争が起り
沢山の人が死んで
戦争が終わった
庭に椿が
咲いている間に
背中
自分の顔が
いつも見えていたら
悪いことなんか
できないだろう
自分の背中が
いつも見えていたら
侘しくて涙が出て
しまうだろう
あなたは私の顔を
いつも見ている
私の背中を
いつも見ている