里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

目にとまった言葉

2009年02月13日 | 日々のつぶやき
古新聞を入れておく袋に、誰かが綺麗にたたまないままの古新聞を入れているので、納まりが悪く、入れなおそうと、ある程度出していたら、“スポンサーペットのご案内”というパンフレットが見つかりました。

犬や猫を保護している施設が発行しているものでした。

何かの都合で、この施設に預けられた犬や猫の紹介を出して里親を募集しているものです。

犬と猫合わせて12匹が写真付きで紹介されています。

その中に、ルッカと名付けられた猫の紹介に目が釘付けになりました。

白と茶色の混ざったかわいい猫で、説明文には、

私は、はるばる埼玉からやって来ました。

下水路の中で死にかかっているところをイギリス女性に助けられたの。

片目は見えないし、もう一方も感染症がひどくて、治療できず、今では、両目とも失明しちゃった。

ここに来てから、発作を起こすようになり、テンカンと診断された。

こんな私だけど、陽気で、いたずらっこで、抱かれるのが大好き。

おひまな時に遊びに来てちょうだい。

大歓迎するわ。

と書かれていました。

ところが、この紹介文の下に、ゴム印らしきものを押した文字が、涙を誘いました。

なくなりました

この広告を発行するため、印刷されて、その間に亡くなってしまったのでしょう。