あまねのにっきずぶろぐ

1981年生
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

ぼくのお部屋

2017-08-07 21:48:51 | 自画像










さっき撮ったさつまいもが芽を出している写真と去年の3月に撮ったぼくのいつも座っている右手の壁際のキューブボックスの上の写真です。
当時ハマっていたヤーコ・エイノ・カレヴィ(Jaakko Eino Kalevi)たんのレコードとCDが飾られています。

今はDeerhunterとAtlas Soundにハマっているのでそのレコードを買って飾りたいところです。

一枚目の青いクマさんのぬいぐるみは姉の家にあったものをぼくが盗んできた奴です。
っていうのは冗談で、姉がわたしにくれたものです。
かなり埃をかぶっていて蜘蛛の巣が張られています。
蜘蛛の糸がゆらゆらと、エアコンの風に揺られてたゆたっています。
蜘蛛の糸を何故そのままにしているのかというと、蜘蛛の糸は、蜘蛛たんたちにとって、必要なものなんだろなと感じるからです。
なので、綺麗にしたいところなのですが、ここのところ急激に増えた蜘蛛たちによって、ぼくの部屋はそこらじゅう糸が張り巡らされています。




今日は久しぶりに買った豆腐でマクロビ揚げ出し豆腐を作って食べました。美味しかったです。
それで今撮ったぼくの手の写真です。










自分で作ったパワーストーンブレスレットをいつも着けています。















いつもこのような阿呆面で眼鏡をかけて、一日中パソコンの前に座っています。(これは去年のぼくです)








眼鏡を外すとこんな感じですが。肌荒れが酷いすな・・・
大好物のクコの実を食べてくつろいでいるところのみちたくんをさっき撮りましたが、こうして観るとやはり歳を取ったなと感じますね。
もう9歳と5ヶ月です。
うさぎの9歳半は人間で87歳だそうです。。。
それでも毎日のようにうさぎのぬいぐるみに向かってマウンティングを励んでいるみちたくんです。元気いっぱいです。
とても長生きしてくれていて嬉しいです。
サークル内が汚くなってきてしまって、早く取り替えてあげたいのですが
その前に山のように溜まっているダンボールをなんとかせんければなのです・・・







そういえば昨日、アボカアドの種を二つ、うちのマンションの駐車場の前の植木のところにこっそりと埋めてきました。
芽が出るかな?

ぼくはこっそり、ぼく以上に長生きするぼくの存在に期待しています。







Atlas Sound - Amplifiers



「このシーンには君と僕だけ」







Sound of smth. Floating box

2017-08-07 15:51:24 | 
そうだずっと、箱のなかで生きてるみたいだ。
磨りガラスの向こうにいつも何も見えないんだからね。
自分を慰めて眠ると悪夢を見て起きる。
そんな毎日の繰り返しさ。
でもその悪夢をちっとも想いだせないんだ。
ただ目が覚めると外は暴風か工事の音かわからない暴力的な音に浸されていた。
色のない世界に忘れ去られた小さな箱のなかにぼくが住んでいるってわけ。
歳を取った一匹のうさぎと一緒にね。
ぼくらは世界から確かに切り離されているんだよ。
窓をさ、暴力的な何かがぼくを壊そうといつもぶつかってくるんだよ。
ぼくのケツを狙っているんじゃないか?そんなことを想ったりもしてみたけれど。
たぶんそれは間違いだろう・・・彼らが狙っているのはぼくのケツなんかじゃない。
もっと、もっとものすごい快楽のものさ。
かれらはぼくにあるひとつの快楽を狙っているに違いないんだ。
だからぼくはまだ窓を開けたりしない。
この世界を、開いたりしないんだ、誰にもね。
そしてぼくはこの狭い箱のなかでひとりでいつも「かれらはきっとマシュマロのような柔らかさだろう」
そんなことを想って震えている。
きっと凶暴で凶悪なまっしろなマシュマロなんだ。
かれらに捕まってしまえばきっともう引き返せなくなるに決まってる。
まっしろなましゅまろたちはぼくのちいさな箱の壁を外からでっかい穴開けハンマー電動ドリルでドルドルやってくるんだよ。
穴を開けて、そこにかれらの身体の一部を差し込もうとしているんだ。
その先端からは猛毒の白濁して透明な液体が飛び出してくるだろう。
ぼくはそれにかけられたら、一溜まりもない。
一瞬でさえ、その水溜りのなかに溜まっていることさえできないよって意味さ。
そう、かれらの液体のなかは、溜まらないし、溜まれないんだ。
嫌になるな!ほんとうに。
ぼくは神を呪ったりはしないけれど、それはまさしく「God damn」
ゴッドダム(神のダム)だよ。
かれらはダムを建設するために、ぼくの箱の壁に穴を開けようと企んでいるってことさ。
かれらの液体にこの箱が満たされたら、ぼくら窒息死してしまうよ!
それもこれも、ぼくが窓を開けないからだ、なんてかれらは言っている。
どういった論理でかれらはできているんだろう?!
どういった道理で秩序で?
かれらがただ欲しいのは絶対的な快楽のくせに!
つまりかれらは、かれらの液体をこの箱の内部へ行き渡らせ、そしてその液体を堰き止めるためのダムを建設しようと考えているんだ。
かれらの最終目的はでもダム建設じゃない。
かれらはそのダムで、ぼくを囲むつもりなんだ。
どこにも逃げられないようにね!
ぼくらはフローティグボックス(Floating box、浮かぶ箱)と化す。
Google 翻訳で「ぷかぷか箱」を英語に翻訳すると「Sound of smth. Floating box」って翻訳されるのは知ってた?
「かすかな音。浮動箱」って意味さ。
たしかに水面を揺蕩(たゆた)う音は微かな音なんだろな。
ぼくの四角い家が、ほんとうにかすかな音を発ててぷかぷかとかれらの液体のみなもを惨敗した様子で浮動しているんだろう。
いやぁ、おかしいなこの翻訳はまったく、だって「ぷかぷか」ってのは音じゃなくて、浮いている様子を表している擬態語じゃないか。
だいたいほんとうに「ぷかぷか」と言いながら浮いている何かはあるのか?
だとしたら驚愕して失神しそうだよ。
「ぷちゃぷちゃ」の間違いだろう?
ぷちゃぷちゃ、ぴちゃぴちゃ、ちゃぱちゃぱ、みたいな音じゃないか。
「ぷかぷか」と音をさせながら浮いて揺れ動いている船なんて、かつて居たのだろうか。
そうだそれを証明させる為に、ぼくらの箱はきっと、ぷかぷか箱にされるんじゃないか。
かれらの最終目的とは、ぼくらがほんとうにぷかぷかと言いながら(または音を立てながら)かれらの水面を浮き漂いながら何にも定まらずに揺れ動き続ける存在であるかどうかを確かめようとしている。
かれらの真の快楽とは、きっと「ぷかぷか箱」なんだよ。
信じられないし、信じたくないけれど、たぶん正解だよ。
ぼくの感は、はずれたことなんて、あったことなんて、なかった記憶だからね。
もうずっと、そんな感じにぷかぷか箱になっていたらさ、ああ、なんてことだ。
ぼくら、角が取れて、きっとまるくなっちゃう。
かれらはぼくらを、球体にさせようとしている。
ああこれは、ぼくに見える、ぼくのただしい、とてもただしい世界の在り方だ。














Quarantined - Atlas Sound