ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ参加後のご感想

2014年09月03日 | アメリカのサマーキャンプ
先日に引き続き、今年アメリカ東海岸のサマーキャンプに参加されたお子さん、保護者の方から寄せられましたご感想をご紹介いたします。

弊社で毎年3月に、東京、宇都宮などで開催しております説明会に、お父様とお子さんで出席されたご縁で、この夏初めてのサマーキャンプ参加が実現しました。東京の私立小学校に通う10才のお嬢さんです。参加は、お嬢さん自ら「行ってみたい!」と意志表示し、保護者の方もびっくりされた経緯がありました。8月初旬からスタートしました2週間のサマーキャンプへ、日本人の女子としては1人きりでの参加でした。

参加者
質問:このサマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
答:キャンプで一番楽しかったことは、アクティビティです。特に、水上スキーとラクロスが好きでした。そして、一番印象的だったのが、X(エックス)ゲームです。カウンセラーの人にえのぐをいっぱいぬられたり、最後はソープでかみのけと洋服がかぴかぴになったことです。

質問:このサマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
答:キャンプへ向かう前は、お友達と仲良くできるかなど、とても心配でした。けれど、わたしの班のみんなは、わたしにとっても仲良くしてくれました。そして、わたしは、お話を色々な人とする勇気を持った、自しんを持ったと思いました。

質問:来年もアメリカでのサマープログラムに参加したいと思いますか? その理由は?
答:来年もこのキャンプに参加したいです。仲良しのお友達ができたので、またあいたいからです。そして、自由に自分がやりたいことをまたやりたいからです。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
答:特にありません。

保護者
質問:お子さんからお聞きになられたプログラムの話の中で、特に印象的だったことをお知らせ下さい。
答:とにかく、皆が親切で、毎日がとても楽しかったと言っておりました。食べ物はどうなのかな。。。?と思っていたら、「おいしかった!シナモン味も好きになった」と、満面の笑顔。アクティビティでは、水上スキーが意外にすぐに立てて楽しかった、と言っておりました。また、ラクロスはとても褒めて頂き、本人も自信がついて嬉しかったようで、本格的にやってみたいと話してくれました。アクティビティのお写真があったら、よりよかったかなと思います。そして、帰ってきた日の夜の寝言は英語!歌う曲はキャンプで習った歌。聴く曲は部屋のおそうじの時に聴いていた曲と、キャンプ熱が冷めやらない様子です。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
答:どちらかというと、ルーズで時間がかかるタイプなので心配していましたが、どうにかなる、できる。。。皆さんが親切なので、サッと助けてくれる事がわかりました。このキャンプを通して”親切心”が身にしみたようです。カフェテリアで手が届かないものがあっても、男の子がサッととってくれたり、朝は起してくれたり、アクティビティのサインアップの時も一緒に手伝ってあげるとお友達が言ってくれたり、カウンセラーの方が、眠れない時にそばにいてくれたりと。。。沢山の親切を頂いたので、自分もそうしてあげたいと言っておりました。娘は沢山のプラスを学んできたようです。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
答:アクティビティの写真があるとありがたいです。

質問:コーディネーションを担当いたしました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
答:本当に最初から最後までご親切にご丁寧に対応して下さりありがとうございました。娘もTammyさんが好きで安心してお預けすることができました。私たちは初めてのキャンプでしたが、お知り合いになれたことをとても幸せに思っております。今後とも、宜しくお願いいたします。

私は、このお嬢さんと他の3名のお子さんたちが、日本からキャンプに到着しました2日後に現地を訪問いたしました。まだ、時差ぼけも残っているだろうと心配しながらの訪問でしたが、このお嬢さんはキャビンで、お友達たちと笑顔で、フレンドシップ・ブレスレット(友情の印のブレスレットで、カラフルな紐を使って作ります)をいっしょに作っていました。そして、アクティビティの時間になりましたら、湖のほうへ元気に走っていって、自分のやるべきこと(ライフジャケットを着用したり。。。)をてきぱきとこなしている様子も、とても印象的でした。お母さまからも、キャンプから帰宅後は、キャンプについてネガティブなことは一切口にせず、ポジティブな楽しかった思い出ばかりのお話で、このキャンプのクォリティーの高さを実感しています、というご感想も頂いています。

10才の大冒険!大事な大事なお嬢さんを、地球の反対側まで送り出されることは、保護者の方にとってはとても勇気のいるご決断だったと思います。お嬢さんの「行ってみたい!」という、自らの強い意志を尊重された上で、出発直前は不安な気持でいっぱいだった、10才のお嬢さんの背中を一貫した勇気を持って押していただいたことを、心から感謝いたします。この冒険によって得た貴重な体験は、いつまでもお嬢さんの心の拠り所になり、今後、お嬢さんの将来にきっとつながっていくと、信じております。