ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ参加後のご感想

2014年09月16日 | アメリカのサマーキャンプ
短い休暇から戻りましたら、ボストンはすっかり秋の陽気でした。気温も急に下がり、寒く感じるほどです。

先のレポートに続き、今回も今年アメリカ東海岸のサマーキャンプに参加された生徒さん、そして保護者の方から寄せられましたご感想をご紹介いたします。この生徒さんは、渋谷の英語塾で英語のお勉強を続けていらっしゃる、私立中学3年生の男の子さんです。幼少のときに、海外に滞在された経験をお持ちです。東京で、3月にお目にかかったときは、キャンプ参加については緊張ぎみのお子さんでしたが、学校の部活の忙しいスケジュールの合間に、2週間のサマーキャンププログラムに、初めて参加されました。

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
答:友達とカウンセラーがとても優しかった。困ったことは、英語のアナウンスが時々わからないことがあった。アクティビティでは、もっとたくさんのものに挑戦したかった。来年も来て、新しいものに挑戦したい。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
答:少し積極的になれたと思います。あと、英語のほうが、今はしゃべりやすい。まだ、日本語の表現を思い出せない。

質問:来年もアメリカでのサマープログラムに参加したいと思いますか? その理由は?
答:はい。一番の理由は、友達とまた来ると約束したから。それと、楽しかったから。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
答:何もないです。

保護者
質問:お子さんからお聞きになられたプログラムの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
答:帰ってくるまではキャンプに馴染めたかどうか心配しておりましたが、笑顔で帰ってくるなり、とても楽しくて家族には悪いけど、日本に帰ってきたくなかった、と話しておりましたので驚きました。なにより皆さんが優しくて明るくてノリもよくて、特に同じキャビンの友達やカウンセラーとはとても親しくなり、連絡先を交換して帰ってきました。スポーツなどのアクティビティー、野球観戦、急流川下り、ダンスパーティーやゲームの企画など盛り沢山で、夜のキャンプファイヤーもどれをとっても楽しかったそうです。キャンプ最後の晩には、歌いながら多くの子供たちが別れを惜しんで泣いていたそうで、忘れられないとても良い思い出になったようです。来年も、是非参加したいとはりきっております。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
答:英語が通じるのか、うまくコミュニケーションがとれるかどうかなど心配だったと思いますが、キャンプに参加していろいろなことにチャレンジすることで、自信がついたようです。アメリカだけでなく、海外から参加した子供たちとキャンプでの体験を通して、新しい世界が広がって、物事を前向きに考えられるようになったように思います。想像していた以上に、素晴らしい体験だったようで、息子の新たな一面を見ることができ嬉しく思います。

質問:何かプログラムに対して、ご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
答:特にございません。

質問:コーディネーションを担当いたしました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
答:Kim様には準備期間から帰国まで、きめ細やかなご対応をいただきまして感謝申し上げます。急な問い合わせや相談にも迅速、的確にご返答下さり、キャンプ中も近況報告を頂いたり、親子共々安心してサマーキャンプを終えることができました。ありがとうございました。

キャンプ終了後は、キャンプでの体験について、そしてその他興味を持っていることについて、たくさんお話してくれた生徒さんでした。東京で初めてお目にかかった印象とまったく違った面を、キャンプ地で、そしてボストンで見せてくれました。幼少の頃から持続されてきた英語力を、アメリカのサマーキャンプで発揮し、将来につながる大きな自信をつけてくれたことと思います。年齢的に、キャンプでは年長のグループとなり、年長の男子だけでのアクティビティも楽しく、とても印象的だったそうです。英語でのコミュニケーションができれば、世界がどんどん広がることを、身をもって実感してくれたことと思います。来年も、是非参加できますよう、祈っております。